今日は朝から遠足準備でニュースどころじゃなかったし、遠足後は元気いっぱいの息子と遊んでたので(テレビはDVDか教育テレビばかりだしショック!)今更ながらびっくりしましたあせる
ちょっと真面目に語ります。日本振興銀行が破綻なんですねショック!
 
中小企業向けの銀行ですが、預金を預けた預金者にとってはかなりの被害というか、法律上仕方のないことだけど大変なことが起きましたねショック!
 
ペイオフが解禁され、初の破綻。
 
これからの流れが他人事ながら気になります。
 
ちなみに、ペイオフとは、解禁前からしょっちゅう耳にしているとは思いますが、一応元銀行員なわけだし今もパートやってるし、簡単に説明しますねひらめき電球
 
ペイオフとは、万一金融機関が破綻した場合に、預金保険制度により、預金者1人あたりの預金は1金融機関ごとに、元本1000万円までとその利息が保護される。というものです。
 
この対象になる預金は、一般的な利息が付く定期預金や普通預金などになります。
 
利息の付かない当座預金や普通預金(決済用預金)は、全額保護の対象です注意
 
 
つまり、これ以外の預金は金額にかかわらず保護の対象にはなりません。例えば、外貨預金などや、あまり一般的ではないけど譲渡性預金、無記名預金、架空名義の預金等になります。
 
 
ただし、保護の対象じゃないからといって、外貨預金で100万円相当額を持ってる人が、いきなり0円になるとは考えにくく、破綻した金融機関の財産状況により払い戻しをされることになるため、一部支払われない可能性が出てきます(もちろん保護対象外のため、全額の可能性も無くはないですがあせる)。
 
 
 
それと同様に、ペイオフの対象になる定期預金に、2000万円預けていた人は、1000万円とその利息が保護の対象となりますが、かといって残りの1000万円が全て無くなるとは考えにくいです。
 
残りの1000万円は確かに保護の対象外なので、外貨預金等と同様に、金融機関の財産状況により一部(最悪は全額ですが、なかなか無いと言われてます。)がカットされ支払いをうける可能性があるんです。
 
 
 
まぁ、だからって自分が当事者なら落ち着いていられませんが、いきなり預金が0になるわけではないことは、ぜひ知っていただきたいと思います。
 
ただし、今回破綻した日本振興銀行の財務状況など詳しいことは分からないので、どれだけ戻るのかは私も気になっている所です。
 
 
あんな事件もありましたしねガーンあせる
 
 
あの銀行は金利が高くて有名でしたよね。ただし、金利が高いからって何も考えず、定期なら安心と思うのは危険です!!
ただし、1000万円以上預ける場合ですけどね。
 
 
何か金融取引をする際に、預金保険の対象です。と書いてあれば、基本的には1000万円までは安心なので、たとえ破綻しそうなくらい不安定な金融機関だろうと、金利が高ければ、私個人的にはいいと思いますけどねOK
 
ただし、万一破綻した場合、保証はされてますが、手続きなども混乱するでしょうしすぐに引き出しが出来なくなることと思われますがガーン
 
そして、外貨預金など、預金保険外の金融商品には元本割れ以外にも破綻した時のリスクがあることは、購入時にもきちんと説明されるから問題無いと思うけど、一度きちんと自分の資産を確認したほうがいいと思いますひらめき電球
 
 
円高だから、気軽にネットで外貨預金をしたりする人も増えてますしねひらめき電球
 
 
 
今はこんな経済状況だし、低金利。
 
定期に預けても大した金利が付かないから、それなら、1000万円だけ定期にして、あとは金額にかかわらず全額保証される、決済用預金にするのが一番安全だと思いますよドキドキ
 
 
個人の資産だけじゃなく、マンションなどの積立金等に万一のことがあったら大変ですしショック!
 
 
1000万円なんて関係ないわニコニコって実際私も思ってますけどねI LOVE☆エトセトラ-60P600491_DCE.gif
 
でも私も当時担当させて頂いていたお客さまなど、一般的には1000万円以上持っている人って別に普通にいますもんねニコニコ
 
 
これから先、退職金を受けとるようになったときなど(1000万円以上出たりしますし)、その頃までには金融の制度にたくさんの変更はあるかもしれないけど、今どんな保証があるのか!?
ってことは、大切な資産だからこそ、きちんと知っておくべきですよね。
 
 
貯蓄から投資へ。
なんて言われてますが(ただし、これだけ不安定な経済なので、リスクをとるのもどうかとも思うけどガーン)、投資先を分散させるのも1つのリスクヘッジにはなりますよチョキ
 
ちなみに、銀行でも販売してますが、投資信託は、銀行が倒産しても、預金ではないので預金保険対象外の商品ですが、そもそも預金じゃないため、信託会社というところで分別管理をされているため、銀行の破綻には影響がありません。
 
ただし、投信の会社が潰れたら、その時の時価で戻ってきますが…。
投信自体が、価格変動のある商品だから、別に投信がオススメってわけじゃありませんしょぼん
 
まぁ、私も何本か持ってますけどねひらめき電球(リーマン直撃のもうどうしようもないのとかガーン)
 
 
また、同様に保険商品も預金じゃないので、銀行が破綻しても関係はないです。
 
ただし、保険なので、預金保険ではなく、保険会社が破綻した場合には保険機構というところが90%の保証をしてくれるんです。
 
意外と身近なお金のこと。ちょっと真面目に書いてみました音符