ラーメン 時々食を語る -2ページ目

ラーメン 時々食を語る

ラーメン界の風雲児と呼ばれる男を知り尽くした人間が、ひっそりと開いたブログ

 先日 西新宿で仕事があったので、その帰りに大ちゃんの麺屋翔に顔を出してきた。11時を少し回ったところで、オープン前後の忙しいタイミングだったので、挨拶だけにしておいたが、その時大ちゃんの奥さんに会った。今回で会うのは2度目だが、たまに手伝いに来てくれるという。確か大ちゃんはお子さんがまだ小さかったと思うが、親戚か誰かに預けて旦那の手伝いに来ているのだろう。大変なことだ。 
 
 Kojiは、若くして独立する人に対して、彼女か、嫁さんががいるなら一緒に働いてもらえ、という。それは、彼なりに経営で一番お金を食うのは、人件費だということを分かっているからだ。 
 ただ、もう一つ理由がある。若い内に経営者となると、当然のことながら今まで見たことが無いような数字のお金が通帳を行き来する。基本的にグループから独立する店は、繁盛店であるので、最初からそれなりのお金がいわば自由になる。確かに、給料取りから脱却し、大金を稼ぎたいから独立するのであり、それはそれで間違いでは無い。でも、Kojiがいつも言っているように、本当の成功とは、眼の前の大金を単に手にすることでは無く、小さな成功を継続させる、ということだ。
 
 これまで独立していった人の中にも、人柄も良く、うまいラーメンも作ることが出来、お客にも好かれている店主がいたが、お金の魅力というか魔力に取りつかれ、資金繰りに窮し、経営そのものがうまくいっていない、という話を聞いている。
 奥さん(彼女)がいれば、少なからずチェック機能が働き、無駄遣いなども防ぐことができる。一番は奥さん(彼女)が経理をしてくれればいいのだが、お手伝いをするだけでもその牽制機能は絶大だ。
 よく、プロ野球選手は、姉さん女房の方が成功する、といわれる。現に、中日監督の落合や、メジャーリーガー松坂、最近ではジャイアンツの沢村(12月に、結婚するという話)などは、みな姉さん女房だ。いろいろな理由はあろうが、1つは、やはり若くして大金を手にするプロ野球選手は、ある程度社会経験のある年上の女性の方が、うまく重しとなって、余計な誘惑の道にそれず、本業に集中できる、ということがあるのではないだろうか。
 ラーメン屋で独立する若い人も、そういう理由からしてみれば、姉さん女房であるに越したことはないかもしれないが、そうはいかなくとも、奥さん(彼女)も、主人の仕事に参加することにより、より一層仕事に集中できるようになるのではないだろうか。

 今がんばっている、松戸の治君、新松戸から独立したK村君、本庄の兄さん、伊勢崎の和正君、前橋の一生君。みんな、奥さんがすばらしい!家庭により、力関係(?)は、いろいろだが、ものの見事に主人の手綱をコントロールしている。 何年か前に、松戸の治君の奥さんが、まだ生まれて間もない乳飲み子を背負いながら、裏で仕込みの手伝いをしている姿を見た時には、ある種感動すら覚えた。

 Kojiのブログにたびたび出てくる「成功のレシピ」 その中には、間違いなく「家族の協力」というのが入っているはずである。
 今日は、久し振りの茨城遠征。金融機関の支店長と、担当者との打ち合わせの為に出向いたが、その流れで時間を作り、独立して3,4年の2人の経営者と話した。いろいろ話した中で、一つ感じたのは、独立してある程度たつと、グループとの距離感というのが出てくる、ということだ。
 
 当然ながら、社員等でグループ内にいれば、例え通常は各店舗に張り付き、他店との接点がなくとも、今やっているようなつけ博等のイベントに出る機会もあり、グループの動きや情報等に、常に接する機会がある。しかし、独立してしまうと、さすがにそういった機会も減り、グループの情報に疎くなってくる。そうなると、行きつく先は、グループからの疎外感だ。極端な場合「自分はグループからのけ者されている」なんて思う独立者もいるかも知れない。
 
 でも、Koji的には、全くそんなことはないだろう。確かに、従業員には会社から給与も渡しているということもあり、多少強引(?)でも、つけ博や、ヘルプ等々でグループ内での交流をもたせようとすることはできる。でも、グループの一員とはいえ、経営者として独立した人を強引にイベントなどに呼ぶことは、 さすがにKojiといえどもできない。いや、独立の大変さを知っている彼だからこそできない、と言った方が正解かもしれない。
 
 彼のスタンスは基本的に「来るものは拒まず、去る者は追わず」であるから、例え 独立して時間もたち、ちょっとグループから遠ざかって、イベントとかに行き辛いな、と思っても、勇気を出して一歩踏み出してみれば、そこには相変わらずの彼の人懐っこい 笑顔に出会えるはずだ。                        
いよいよつけ博も今日を含めてあと5日。グル―プの昇り龍 麺屋一燈のブースに行ってきた。いやぁ本当につけ博というのは、「祭り」だ。店の看板をみんなで、わっしょいわっしょいと担ぎ上げる。それぞれがそれぞれの持ち場でベストを尽くして祭りを盛り上げている。1日に1000食、店によっては1500食売るとなると、いわば戦場みたいになるのだが、結構裏に一時休憩で戻ってくる彼らの顔は、そんなに苦痛の顔じゃない。どっちかというと、多少の爽快感さえも感じられる。こういう場を共に経験して、チームっていうのは作られるんだろうな。