嫁はんがぎっくり腰になりました![]()
欧米ではぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と呼ぶそうですね![]()
本人は至って真剣、むしろ必死の形相なのに、動きはスロー再生コントの様で
「生まれたての小鹿」や「電池切れ直前のロボット」など
高校生の娘と2人で嫁はんの動きを表現していると![]()
笑いをこらえながらも、か細い声で覚えとけよとお怒りモード![]()
不謹慎なのは百も承知ですがボク自身も
あの「電撃が走る絶望」と「腰に時限爆弾を抱える不自由さ」を経験上、十分理解しています![]()
本来なら涙を流して同情すべきなのに、なぜか、込み上げてくる笑いを抑えられません![]()
ふと考えました…
「なぜ、他のケガや病気は笑えないのに、ぎっくり腰だけはこんなに面白いのか?」
高熱でうなされていれば「大丈夫か!」と駆け寄り![]()
骨折だったら「痛ましい……」と目を逸らすでしょう![]()
なのに、ぎっくり腰だけは、必死に立ったり座ったりする姿だけで、つい笑いが込み上げてきます![]()
その理由は、きっと「ギャップ」にあると思うんです![]()
昨日までバリバリ家事をこなしていた『我が家の司令塔』が
「たった1枚の靴下履くこと」や「何てことないクシャミ」という、日常の些細なトラップに完敗している姿![]()
そして、「意識はハッキリしているのに、物理的に体が1ミリも言うことを聞かない」という、究極のミスマッチ![]()
この「シリアスとコメディの境界線」が、ぎっくり腰には確実に存在します![]()
今、彼女が「う……あ……」と喘ぎながら、亀のような速度でスマホに手を伸ばしているその指先には、
全人類の悲哀とユーモアが詰まっています![]()
そういえば玄関に杖があったはずと、娘に取りに行かせ![]()
これがあれば随分楽だと杖をついてトイレへとゆっくり向かう姿はさながら本物の魔女のようでした![]()
早く治ってほしい
でも、「シリアスとコメディの境界線」をもう少しだけ眺めていたい![]()
そんな葛藤と戦いながら、昨晩は自分が皿洗いをさせていただきました![]()






