こんにちは。
 
 
荻窪のピアノ教室
ドルチェ・ピアノ・ストゥーディオです。
 
 
 
先日、演奏会の際
エリーゼの為にを弾く事になり、
もう一度沢山の楽譜を見比べ
結局原典版で弾いたのですが、
 
 
弾いている最中
 
 
「私が弾いたのと違うー」
と会場から小さな声が聞こえましたアセアセ
 
 
 
 
そうなんですカナヘイびっくり
日本を含め世界中で
広まってしまった楽譜は
原典版と音も和音も
装飾も違うのです。。
 
 
 
7小節目の上音ですが、一般的に知られた楽譜では
ドシラ
 
原典版だとドシラに。
 
私の手元にある楽譜の中では
圧倒的に
ドシラの楽譜が多いです。
 
{E70A9CF5-662F-47BC-98A7-6B3ED22A4FDF}

 
 
原典版と多く広まった楽譜、
どちらが正しいのか?
 
 
 
 
 
 
 
まずは1867年の初版譜
{52E6914F-953C-4E95-B205-1573F6DA963A}

ドシラ!!
 
 
 
 
 
では直筆譜はどうなのか?
 
 
 
 
 
{01299267-7196-42EA-9CC7-176B415F2AA4}
(この直筆ファクシミリはお教室の譜面台に置いておきますので、生徒さんはご自由にご覧ください。)
 
 
 
これは明らかに・・・
どこからどうみても
 
ドシラです!!!!
 
 
 
誤植的な??ミス。。
 
 
 
 
1867年から
150年もの間、
間違えた楽譜が受け継がれ、
世界中に広まってしまったようですえーん
 
 
 
 
色々な著書にも間違いだと書かれていますが、
未だに間違った楽譜が出版され続けている現実。。
 
 
 
少しでも皆様に広まればいいなと思っていますニコニコ流れ星流れ星
 
 
 
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