DBDを始めて何日か経った頃から、私はロッカーに入るようになりました。

 

一緒にやっていたフォロワーさんから「ロッカーは弱いから入らないほうがいいよ(入って捕まっても助けないからな)」って言われていたにも拘らず、マッチ中にロッカーを見ると飛び込んでいました。

今思えば、鬼に追われている恐怖から少しでも遠ざかりたかったんだと思います。

 

開幕後すぐ、チェイス中、味方が吊られている最中、所構わずロッカーに入り込んでいました。

その頃はロッカーに勢いよく飛び込むとキラーに通知が行くことも知らずに、バッタンバッタン勢いよく飛び込んでいました。

 

ロッカーに入ってドキドキしながら味方が追われているのを見ていると不思議な高揚感に包まれました。

 

そんなある日、私はとんでもないことを思いつきました。

「開幕後から通電後までずっとここにいれば簡単に脱出できるんじゃね?」

 

今思えばバカの極みですが、この時は真剣にそう思いました。

鬼に吊るされなきゃ死なない、鬼に捕まらなけりゃ吊るされない、鬼に見つからなけりゃ捕まらない!そう、鬼に見つからなければいいんだと!

 

早速行動に移しました。懸命に発電機を直している仲間を横目にロッカーイン。

吊られていたり絆などで私の姿が見えている鯖には呆れられていたかもしれません。

 

何分くらい入っていたでしょうか、・・・様子がおかしいんです。

キラーが私の入っているロッカーの前にまっすぐやってくるんです。わかるはずがないのに!

そして私の入っているロッカーを開けました。

私は驚愕して声が出ませんでした。

 

「なぜ?!」

「なぜここがバレた?!」

「完璧なインだったはず?!」

 

ここで「カラス」という存在を学ばなければ私は永遠にロッカーマンになっていたと思います。

カラス以外にも「うめき声」「血痕」「バベチリ」「憎悪の呟き」など色々なバレ要素があることを学びました。

私は無残にもキャッチされ、吊るされました。

 

しかしなぜかその後も味方に「ふざけんな二度と助けないぞ」「いい加減にしろ」と罵倒されながらも、ランク1になった今でも

ロッカーに入り続けています。。