こんにちは![]()
最近の関東はお天気が安定しなかったり、
寒暖差が大きかったりですね。
さて、最近読んで面白いと思った本がこちら。
柳 広司 『風神雷神』![]()
上巻が「風の章」で、下巻が「雷の章」です![]()
元々、日本美術史の中で
俵屋宗達、本阿弥光悦といった
琳派の祖と言われてる人たちの作品は
とっても好みですし、大好きです![]()
二人のコラボレーション作品なんか特に![]()
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おそらく平安時代の王朝文化の
雰囲気を引き継いでいることも
大きな要素だと思います。
この本は、国宝でありこの本の表紙にも
なっている風神雷神図屏風を描き、
安土桃山時代後半から江戸時代初期にかけて
活躍した俵屋宗達(たわらやそうたつ)という人の
青年期以降の生涯を描いた小説です![]()
扇屋である俵屋に養子にもらわれてきた
伊年(いねん・宗達の幼名)が様々な人、
古代の美術品、作品、環境に出会い、
その画力・デザイン力を生涯を通して
遺憾なく成長させ発揮し、
最終的にはこのような名品と呼ばれる
作品を生み出していく物語。
柳広司さんの作品は初めて読んだのですが、
文体がリズミカルで、
大きい流れは史実に基づきつつも、
キャラクターの人柄・感情・状況が
現代人の私たちでも感覚がつかめるような
描き方なのでとても読みやすかったです![]()
美術史やアートの世界は興味を持たないと
取っつきにくいところもありますが、
小説を読むとアーティスト自身や
その時代の背景なども一緒に
感じられるのでとてもおススメです![]()
西洋史だと原田マハさんの作品とかも・・・![]()
秋の夜長に1冊(これだと2冊)
いかがでしょうか![]()
