「妊産婦のための食生活指針」は平成18年2月に「『健やか親子21』推進検討会」で策定され、自治体や関係機関で活用されてきました。


本指針の策定から約15年が経過し、健康や栄養・食生活に関する課題を含む妊産婦を取り巻く社会状況等が変化していること等を踏まえ、

「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~」としてとりまとめ、併せて保健医療従事者等を対象とした解説要領を作成されました。

 

厚労省のこのページにまとめられていますのでわかりやすくなりました。

さらにわかりやすく国立健康・栄養研究所がまとめたサイトができています 

  妊娠前から始める妊産婦のための食生活指針 ー妊娠前から、健康な体作りをー

 
日本ではやせた女性が増えています。
赤ちゃんの平均出生体重も軽くなっています。
他の先進国には見られない現象です。
また低出生体重児(出生体重2500g以下の赤ちゃん)が9.6%
なんと10人に1人が低体重児として生まれてきます。
出生時の体重は、妊娠前の母体の体格に影響されることがわかっています。
 
低体重の何が悪いの?
と思われるかもしれませんが、
低出生体重児は生活習慣病を発症するリスクが高いことが分かっています。
最近はそれだけではなく統合失調症やADHDなど精神的疾患との関連も指摘されています。
 
皆さんのBMIはいくらですか?
 
妊娠してから急に食生活を変えることは困難です。
妊娠前から気をつけましょう。