お便り紹介 10月14日 | 予備校講師・みはらっち0-0^のオフィシャルなブログ

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二人の予備校生からのお便りです。

『とある英文の訳し方をA先生に習いました。どうしても納得がいかずBという先生に質問しようかと考えています。そんなことをすると、怒られたり文句言われますか。ボクは悩みます』



『予備校の先生は、どうして他の先生の事を悪く言ったり、自分が一番なんだってしつこいぐらい言うと思いますか?うんざりします。』


と2つの質問です。


まずは最初の回答。

ボクも浪人時代そんなことがよくありましたよ。確かに悩みますよね。でも訳し方に疑問を持ってるなら勇気を出して質問に持って行くべきです。
ただし、キミも子どもではないので『自分はこの様に訳しましたが、なんとなく自信がありませんので見ていただけますか』なんて言ってみましょうよ。
講師だって人間です。気持ちよく答えてもらった方がいいでしょ。

間違っても『A先生はこう言ったんですがB先生はどう思いますか?』なんて言わないこと。ね。
そこは大人になり上手く立ち回りなさい。
迷ったら『目的は何か?』と自問自答してみて

→『合格すること』


なんでしょ。
疑問が解決すればいいのでしょ。



はい、次。
う~ん、コレは漠然とですね。
ここから書くこともボク個人の意見・信念に基づくことなのでご理解くださいね。


まず、全ての予備校講師がそうとも限りませんよ。
ボクが尊敬している講師や目標としている講師の先生は生徒の前では絶対に言いません。

ボクもそう心がけています。
だって、他の先生の悪口言ったり、やり方を批判すると、生徒を惑わしたり、心配させたり、気を遣わしたり、イヤな思いをさせるワケしょ。
受験生にマイナスはあってもプラスはひとつもないわけです。

そんなことをする人はボクはプロではないと思っています。


この業界



弱い犬ほど、よく吠えて、自分が一番なんだ。なんて軽々しく言うものだ。
っと年配の方が言われてました。


まあ、厳しい世界で、明日の生活は闇なヤクザな世界ですからね。

時給は高くなれば使われにくいし、安くても人気無ければすぐにクビです。そして時代に合ってないと淘汰されます。
プロ野球やJリーグに似てますね。

でも、公の場で自分が一番なんて言ってる人はいないし、ましてや他人の悪口なんて。ねぇ…。




『自分が一番と思った瞬間から、
落ちていくワケ』っとボクは考えます。


本当にスゴい先生は何も言わなくても生徒からの評判は上がっていくハズ。
最初はどんなに少ない受講人数の授業でもそうです。

まあ、他人と比べて順位を考える時点でレベルが低いとボクは心の中で思っています。
『ライバルは昨年までの自分、昨日までの自分』なのです。

そして、スゴい先生のことは何がスゴいのか研究して、学びとるのです。


講師である前に人間たるべきです。

そりゃ、プライベートでは知りませんし、好きに何を言おうがいいでしょう。しかし、公の受験生の前、それも授業中とかなら最悪でしょう。



良くないのは多感な年ごろの浪人生たちだし、毎日授業しかない生活だと、そんな発言は影響しやすいんだよね。
だって学歴だとかそうでしょ。スゴい大学出てればスゴい先生と思ってしまうでしょ。
(当然スゴい方もいらっしゃるけど)

でも実際はそうとも限らないし学歴なんて言ってるのは怪しいもんなんだから…

ね。


だから。言いたいことは…
そんな言葉に惑わされず、淡々と勉強して合格を勝ちとること。

そんなことで、悩まず勉強を進めて下さい。

ボクら君たちが希望の大学に合格できることが一番の望みなんだから。

顔晴れっ。がんばれ。