代替医療というと、サプリメントや健康食品を飲むことだと

思っている人が多いようです。確かに、優れたサプリメント・

健康食品は存在します。


しかし、西洋医学でなければ、すべて代替医療なので、


漢方薬、アロマテラピー、ホメオパシー、温熱療法、温泉療法、

アーユルヴェーダ、世界や日本各地の民間療法


これらはすべて代替医療ということになります。


ここで、サプリメント・健康食品を考えてみると、

「飲む」ということがメインになってきます。ところが、

その種類や量が多く、十分に飲めないことが日常茶飯事です。


そうでなくても、代替医療を試そうという患者さんは、

西洋医学の3大療法で体力を奪われ、ヘロヘロな状態である

ことが多いのです。サプリメント・健康食品を飲むだけで

精一杯! 食事などとても無理! これでは本末転倒

ではないですか。


それを解決するためには、どうすればよいか?


サプリメント・健康食品の種類・量を減らせばよいのです。

そのためには、その品質や濃度を高めるのが必須条件

となります。


しかし、決定的な問題があります。もし胃がん・食道がん

などで、まったく飲めない(飲んではいけない)状態に

なったときは、完全にアウトです。


私も代替医療専門の医師として、そのような場合は、

サプリメント・健康食品を水などで溶かして、肛門から

入れてみるなど、さんざん試しましたが(もちろん

患者さんに勧める前に、自分自身で試してみました)

効果は薄いものでした。


それを解決するためには、どうすればよいか!

それは次回述べます。