がん専門病院・大病院の医師の間では、「代替医療でがんが治ることは


あり得ない」という固定観念があるように思えます。自分達の医療を


絶対視し、それ以外の医療を認めようとしない。自分達が見放した


患者さんが、代替医療で治ると、「もともとがんではなかった」などと


言い出します。とにかく認めない!!



かわいそうなのは、代替医療で治った患者さん達です。


病院の治療以外に何をやったか、ネチネチと問いただされる。


正直に話しても「あり得ないこと」と一笑に付されてしまいます。



私、そんな例をたくさん見てきました。心ある代替医療の医師は、


同じような経験をしているものと思います。



もしかしたら、西洋医学の医師が代替医療を認めないのは、


人間としては当然のことなのかもしれません。ひたすら手術の


ウデを研き、抗がん剤使用のテクニックを身に付け、


放射線の専門医となるために努力し、また薬剤開発のために


時間を費やす・・・こんな人達にとって、代替医療でがんが治る


などということは、自分の人生を否定されるようなものでしょう。


失業するかもしれません。到底認めるわけにはいかないのです。



医療の世界は、利権ピラミッド構造によって成り立っていること


は明白です。それが崩れるようなことはあってはならない、


やってはならない(自民党の構造とあまり変わらないような


気がしますが・・・)。美味しい汁は徹底的に吸い尽くさなくては


なりません。利権を守るためには、患者さんの生命など


どうでもいいのです。少なくとも自分が傷つくわけでは


ないのですから。



2008年に話題になった、某大学医学部で学位を取得するため


には、教授に礼金を支払わなければならなかったという話。


また2007年に問題になった、内科学会認定医・専門医に


なるために、ウソの申告をしていたという話。何をいまさら!


前々から医師にとっては当たり前の話しですよ。


誰も驚かない。



もともと自浄能力のない世界なんだから・・・。まともな医療に


なるためには、米国などの外圧でもなければ無理なんじゃ


ないでしょうか。