長くなりそうなので、こちらに。久々のブログです。まだあったのですね。消されたり、しないのですね。
実写映画に関しては、主観ばかりが先立ち、納得のいかないところもありますが、何回か監督のお話を聞いていると、一般的な目線ではそういったアプローチもあるのかと、女性目線と男性目線の違いもあるのかなと、現実的に生身の人間が鋼の世界を歩むとこうなるのだなと、アニメ漫画ファンでなく、一人の人間として視野が広がった気がします。
先入観によるものなのでしょうか。
キャラクターに関しても、よくよく考えてみたら、本物を知っているのは荒川先生のみなので、私自身も、彼らを知っているようで、まだまだ知らない部分がたくさんあったのかもしれません。
CMのハリーポッター云々は申し訳ないことに理解できなかったのですが、映画そのものは、初めて見る方は、とても楽しめると思います。
漫画もアニメも通った方は、なんか違うな?と思ったところや、ここが良かった!ということを、その初めての人に伝えて、そこから、ああでもない、こうでもないと話し合えるのが、一番面白いかもしれません。
個人的に、タッカーさんのあの生々しさは、生身の人間だからこそ出せる気持ち悪さだなと、大泉洋さんかと思いきや、大泉洋さんではありませんでした。
偶像崇拝を糧として生きている身なのでそれが一番なことに変わりはないのですが、実写がそれを超えられる超えられないの話ではなく、以上でもなく以下でもなく、一つの作品として、私はとても楽しめました。
もう少し若い頃の自分だったら、いろいろと許せない部分があったのかもしれません。好きな作品のアニメ化ですら解せないときもありましたから。
しかしながら、映画という娯楽は、年代を超え、国を超え、様々な人が見るものだと考えた時、一人でも多くの人に鋼の錬金術師という存在を知ってもらえるのは、とても嬉しいことだと感じます。
とにかく私は、今日、会場にいらした皆さんと、そのままお酒を飲みながらお話したかったくらい…またこういったイベントがあると、良いですね。
その時は、観客席で参加したいです。笑