今年もやってまいりました。

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8月1日はファンにとってはおなじみの記念日で、今年は曜日の関係もあり、7月31日に行われたデジモンアドベンチャーフェス。

今でも鮮明に覚えているのですが、三年前の8月1日は、お台場の映画館で、一夜限りのファンの集いのような形で、このようなイベントらしいイベントになるなんて思っていませんでした。

その時にお仕事させていただいた流れで、またMCとして参加させていただきました。

ちょっと鬱陶しいなと思っている方もいらっしゃるかもしれません。

さすがに、もう泣かないだろうと思っていたのですが…今回ばかりは、最終的に、息をするように泣いてしまいました。

会場にいらした方々ならば同じ気持ちだと思うのですが、前半の和気藹々とした雰囲気で心が温まってからの、後半のライブパートには、言葉にならない感情が、ただただ、涙として溢れ出るばかりでした。

私、まだ泣けるんだ、こんな気持ちが自分にもあったんだって、少し驚きました。

個人的にも挿入歌が大好きなもので、Beat Hit!のイントロの流れで、ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!\ババババババババ!/ダンダンダダン!とパイルドラモンの弾丸を浴びてからの、Break up!のlalala…lalala…には胸が締め付けられてしまって。宮崎さんともお話していましたが、あのlalala…は妙な切なさがあって、痛みを超えた進化だからこそ、感じられるものがあるのですよね。

私、02好きなんだなって実感しました。笑

そこからのAiMさんのan Endless taleは、紛れもなく和田さんとのデュエットで、AiMさんが、無理を言ってでも、これを歌いたかったという気持ちそのままに伝わってきて。

もういないと思っていた和田さんが、AiMさんの隣にいるようで…

歌詞のひとつひとつが、会話のようで…

フロンティアの映像で、拓也たちが微笑みかける優しいエンディングが沁み渡るようで…私もついつい偏りがちになりますが、デジモンって、アドベンチャーだけではないものですからね…

テイマーズ、フロンティア、セイバーズの映像含めたスペシャルメドレーで、いつか、やってほしいと願ってやまない「デジモン」フェスに少し近づいたようで、それは和田さんがシリーズを通して歌い続けてくれたからこそで、ひたすら、その場に感謝しかありませんでした。

クロスウォーズのことは確かに気になりますが、昨年まではテイマーズすらなかったわけですから、年々進化してゆくものだと信じていきましょう。

それより何より例年通りならば、順番で15周年なテイマーズBlu-rayの告知をできると期待していたのですが…!どうしたの!公式さん!頑張って!笑

山口さんと竹内さんもいたので、本当はテイマーズとフロンティアのお話も聞きたかったな、なんて…そうすると、デジモンアドベンチャーフェスという名目からは少しずれてしまいそうですから、いつか「デジモンフェス」が開催されることを心待ちにしております。

それにしても、昨年は新作キャストの初お披露目だったので、往年のファンに認めてもらうべく?緊張されていたような役者さんたちが、今年は生き生きと、登場から肩を組んで笑い合える雰囲気になっていたのが嬉しかったです。

初登場の芽心役の荒川さんとメイクーモン役の森下さんは少し緊張されていましたが、だがーん(鳥取弁)なエピソードで全てが和みましたね。笑

メイクーモン、可愛いですよね…新キャラクターって難しい立ち位置だと思うのですが、芽心ちゃんとメイクーモンはきちんと受け入れられていて、お二人の真面目で真摯な人柄の表れなのだと思いました。

あとはとにかく、パートナー同士のやりとりに、それぞれの「らしさ」が見えて微笑ましくて。

花江さんと坂本さんが自然に隣り合っているのは、見ていて嬉しくなってしまいました。昨年は、ちょっと身構えていましたよね。

花江さんはデジモンアドベンチャーを好きだから、だからこそ感じることがたくさんあって、高校生の太一は小中学生の頃とは違って、それを感じられる花江さんだからこそ表現できるものがたくさんあって。私は八神太一というキャラクターが大好きで最初は配役を聞いて驚いたのですが、信頼できる方に大切な人をお任せできて本当に良かったと感じました。(これ、若干気持ち悪いですね…笑)

一方のヤマトは何も心配なくて、細谷さんと山口さんの友情ペアは自己紹介から面白かったり、初登場のテントモン役の櫻井さんは妙に頼もしくて、光子郎を支えるような田村さんとのかけあいが楽しかったり…皆さん、それぞれの良さがあって、この方々が新作のキャストで良かったなと、改めて感じました。

ピヨモン役の重松さんはパートナー愛の強い方で、ようやく三森さんと並ぶことができて嬉しそうでしたね。明るくて、面白い方で、大好きです、あとりん。笑

水谷優子さんへのお手紙は、これまでの全てを知らなくても伝わってくるものがあって、やはり込み上げてくるものがありました。


そして、個人的に、もう立ち直りはしましたが…私は夜の部で黒い歯車とイービルリングを間違えてしまったのがショックで仕方ありませんでした。

トークパートが終わってから、あああああ!と気が付いたもので、その場で消え失せたくなりましたね…(あのデジモンが消滅する感じで)

最近、言い間違えが酷くて…ちょっと、たるんでいるなと反省しています。

そんなこんなで、落ち込む前に唯一、自分のカメラで撮った写真がこちら。

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撮っておいて良かったです…!

今年は私もグッズをあまり買えなくて、CDはキャストさんも欲しがっている人が多かったのですが…なかなか、難しいものですね。

転売をされている方は何処から来たのでしょう?きっとファンではありませんよね。

1枚でも多くファンの方々へ届いた方が良いのかなと、私も我慢したCDですから…わけのわからない形で流通するのは残念でなりません。

装備品のTシャツやリングライト、リストバンドは事前に確保してくださったようなので、選ばれし子供たちを全て右腕につけました。笑

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8月1日なんて、劇場版の監督繋がりでサマーウォーズに再びその数字が出てきてくれただけで大歓喜だったのに、これまでは身の周りで分かり合えるひとなんてなかなかいなかったのに、ひとり思いを馳せられるだけでそれなりに満足していたのに、こうして同じ気持ちを抱いた皆さんと共に過ごすことができて、それが毎年の定番になりつつあることが、とても不思議で、凄くありがたいです。

イベント後には有志の皆さんは集まって語り合っていたり、またお台場巡りをされていたりするようで、羨ましいですね。

私もいつか、飛び入り参加しても良いでしょうか…笑

自分がこれから公式的に関わってゆくのかどうかは全くわかりませんが、いくつになっても、この日だけは、少し子供に戻っても良いかな…なんて。

そんな、一年で一番、心がやわらかくなる日。

キャストさんはもちろん、スタッフの皆様、会場にお越しくださった皆様、来られなかったけれど毎年同じような気持ちでいらっしゃる皆様、素敵なメモリアルを作ってくださった全ての皆様に感謝です。

今年もありがとうございました。

またお会いできたら、嬉しいです。

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(パンフレットで個人的に面白かったのが、最後のページでのラバーマスコットの紹介…謎の男!!!)
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