3月12日「今でしょ!講座SP

 

正しいお風呂の入り方

講師 一石英一郎さん

学友 杉咲花さん、つるの剛士さん

 

きのこミステリー

講師 マブチメディカルクリニック院長 馬渕知子さん

学友 高畑敦子さん、足立梨花さん

 

ミニ野菜ランキング

講師 早稲田大学研究院教授 矢澤一良さん

学友 草野満代さん、伊集院光さん

 

正しいお風呂の入り方

 

お風呂のパワー 徹底講義

日本統合医療学会などの学会で、入浴最高の健康法

お風呂が健康長寿を目指す上で、いかに欠かせないか?2018年に最新研究が発表

毎日お風呂に入ることで、将来「要介護」になるリスクが、29%減少

千葉大学の研究

要介護認定を受けていない高齢者の男女13786人を対象に、

お風呂の習慣要介護のリスクを調査

週7回お風呂に入る人は、週2回以下と比べて、

要介護認定をさせるリスクが冬に29%減!夏でのリスクが28%減

 

シャワーでも効果は得られる?

湯船にしっかり浸かるのが重要

 

お風呂に入っているのに、血管年齢が高いのはなぜ

正しい入り方で効果が出る

お湯の温度が、1℃違うだけで、体に与える影響が違う

 

お風呂の入り方検定 全9問

 

心臓・血管

1問目 血管を丈夫にするお湯の温度は? 家庭での入浴の場合

A・42℃ B・40℃

答え・・・B・40℃

血管の中にある、ある成分の働きが関係

t-PA・・・血管内にできた血栓を溶かす成分

血栓動脈硬化や心筋梗塞の要因

血栓対策には、t-PAは欠かせない成分

t-PAは、医療の現場でも用いられる。もし心筋梗塞や脳梗塞になってしまっても、

迅速に投与すれば、血栓を溶かし、劇的に回復させるパワーを持つ

年齢と共に動脈硬化のリスクが増えるのは、t-PAの減少が要因の1つ

 

t-PAは、約40℃のお風呂に浸かる事で増加

体温が37℃~39℃で活性化 より血管を丈夫にしてくれる

40℃のお風呂は、ちょうど良い体温長時間キープ

かぜなどで熱がある時、体の防衛反応で、t-PAの効果が抑制されてしまう

 

医学的に熱いお風呂は、体に良いことは、ほとんどない

42℃以上のお風呂に入ると、血管を痛めてしまう

熱い風呂に入ると、防御反応をとり、血管が詰まりやすくなる

脈が速まる・汗をたくさんかく・筋肉が硬直 長時間続いてしまう

さらに、t-PAの働きが抑制されてしまう

 

熱いお風呂が好きな方へアドバイス

ぬるめのお湯から徐々に温度を上げていけば血管への負担を軽減できる

その場合でも、42℃まで

 

2問目 血管を丈夫にする入浴時間は?

A・5分 B・10分 C・15分

答え・・・B・10分

血管に関して、10分以上の入浴は効果なし

 

10分以上入るとどうなる

逆に、動脈硬化のリスクが上昇

原因・脱水症状

41度のお湯に15分浸かると、約800ccの水分が失われる

体内の水分が減少すると・・・血栓ができやすくなり、動脈硬化のリスクがアップ

脱水症状を防ぐには、入浴前にコップ1杯の水を飲む

 

顔や額に、うっすら汗をかく程度を目安にすればいい

 

シャワーで済ませるのと湯船に浸かるのはどんな違いが

シャワー浴は、体温が十分に上がらないので、血管を丈夫にする効果は期待できない

お風呂に浸かる事で、血管に良い2つの効果

温熱効果静水圧効果

温熱作用・・・お風呂で手足を温めると、血管が広がる

静水圧作用・・・皮膚の下の血管にも大きな圧力がかかり、手足にたまった血液を押し戻す

2つのパワーとt-PAの増加で、より血管を元気にする

 

長風呂は血管・心臓だけでなく、肌にも悪影響を与える

長時間の入浴は、肌がふやける。

必要以上に角質が剥がれたり、皮脂・セラミドなどの保湿成分が流れ出てしまい、

乾燥肌の原因に。

 

半身浴は、ダイエットに効果的

期待できない

消費カロリー(各10分間で測定)

全身浴・2.8kcal 半身浴・1.6kcal

体重が減っているのは、汗として水分が出ただけ

半身浴・・・心臓や肺に負担をかけ過ぎないための入浴法

 

溺死など自宅での入浴中の事故は、年間約5500人

交通事故の約1.5倍

熱すぎるお湯・長時間の入浴が大きな要因

入浴中は、体に水圧がかかった状態

お湯に浸かり圧縮されていた血管が一気に広がり、脳の血液が不足

失神してしまう可能性

 

失神しないための対処法は?

湯船から出る前に、冷水で手を冷やす

手足を冷やすと、冷えた血液が全身をめぐる

血圧の急降下を抑え、失神を防ぐことが出来る

 

3問目 入浴前に飲んだ方がいいのは?

A・コーヒー B・牛乳

答え・・・A・コーヒー

ポイント・コーヒーのカフェイン

血行促進の効果があり、血管を丈夫にしてくれる

入浴前に飲むと、血液中のカフェインの吸収率がUP⇒血行促進の効果がさらにUP

お風呂上がりには、牛乳がオススメ

ビタミンAが乾燥肌を予防

ミネラルたんぱく質が入浴後の脱水症状を防ぐ

 

簡単!入浴中にできる血管を丈夫にする運動

入浴中にゴムボールを握る

握力運動が血管を刺激 入浴中にやるとより効果的

 

お風呂ドクターオススメ!血管を丈夫にしてくれる入浴剤

炭酸系の入浴剤塩風呂

炭酸風呂・・・有馬温泉などの温泉を再現

二酸化炭素が毛細血管を広げ血行促進

炭酸ガスが皮膚から浸透し、毛細血管を拡張

塩風呂・・・血流を改善する効果が強力で強い発汗作用もある

肩こり・むくみの軽減 冷え症予防に効果的

 

入浴による血行促進で、脳への血流が良くなる

認知機能の低下を防ぐ効果が期待できる

認知症予防が期待できる、ある成分が分泌

アセチルコリン・・・脳の認知機能を正常に保つ為に欠かせないホルモン

認知症は、アセチルコリンの減少も要因の1つ

 

脳がリラックス状態にあると・・・

副交感神経が刺激され、アセチルコリンが増加

お風呂に入り、体と脳をリラックスさせると、認知機能低下を防ぐ効果に期待

お風呂は認知症になるリスクを減らすための対策

 

4問目 認知症のリスクを減らす対策は?

A・お風呂で歌を歌う B・お風呂で読書をする

答え・・・A・お風呂で歌をうたう

歌をうたうと、自然と呼吸回数が増える

呼吸の回数が増えると、よりリラックス効果が高まり、脳内のアセチルコリンが増加

入浴中、音楽を聴くだけでもリラックス効果が高まる

お風呂での読書は、認知症対策にはオススメできない

目を使うことで集中してしまい、リラックスの効果は期待できない

目を使うと、脳の6割以上が活動し、アセチルコリンの分泌が抑制される

 

リラックス効果を高めるポイント

照明を暗くし、目を休ませる 観葉植物などを置く

10分間の入浴を、より快適にし、リラックスする

 

5問目 お風呂に入りながらマッサージすると、よりアセチルコリンを増やしてくれるのは

A・頭 B・足の裏

答え・・・B・足の裏

足の裏をマッサージすると、全身に血液がまわり体が温まる

体温を上げると、リラックス効果が高まり、アセチルコリンの分泌がアップ

 

アセチルコリンの増加が期待できる意外な方法

歯磨き

東海大学が行った実験

入浴中の歯磨きは、副交感神経が活性化し、リラックス効果がある

や歯肉に刺激が加わり、血行が良くなり体が温まる

1回の入浴で約3分間

 

6問目 より認知症対策に期待できる入浴剤は?

A・生姜の香り B・ゆずの香り

答え・・・B・ゆずの香り

ゆずに含まれるリモネンが脳を老けさせない!?

アセチルコリンは年齢と共に濃度が下がる認知症になるリスクが高くなる

リモネン・・・アセチルコリンの減少を抑制

湯気に含まれたリモネンを鼻から吸い込む。お湯に浸かる事で肌からも取り込める

 

お酒お風呂の関係

飲食後の入浴はアルコールが抜ける

抜けない

アルコールの分解には水分が使われ、利尿作用により水分が不足

お酒を飲んで入浴すると、体の水分を失い血中のアルコール濃度が上がる

 

入浴は、食前?食後?

食前

旅館で仲居さんから「まずお風呂入って下さい。のちほどお食事、用意しますので」

と言われるが、昔からのいい方法

食後すぐのお風呂は要注意

入浴すると、胃の血液が減少し消化不良に

食後は、最低でも30分~1時間あける

 

疲労・睡眠

7問目 運動したあと入浴するタイミングは?

A・運動を終えた直後 B・運動を終えた1時間後

答え・・・B・運動を終えた1時間後

運動後の入浴は、30分~1時間あけるのがベスト

運動後は傷ついた細胞を冷やし、修復させるのが先決

運動で傷ついた筋肉・細胞は熱を持っているため、冷やす事で修復される

そのあと、再びお風呂に入り、筋肉を温める事で、収縮していた血管が広がる

筋肉と血管のマッサージ作用で疲労回復

汗やニオイが気になる方は、軽くシャワーで流し、時間をおいて改めて湯船につかる

 

8問目 ぐっすり眠るため入浴するタイミングは?

A・寝る30分前 B・寝る2時間前

答え・・・B・寝る2時間前

湯冷めしないように寝る前に入る人が多いが、睡眠には良くない

入浴後、脈拍が上がり、興奮状態で寝付けない

快眠の妨げとなり、疲労が蓄積する事がある

 

深部体温と入浴の関係

お風呂に入っている時は、急激に体温が上昇

寝るのに最も最適な体温になるのは、入浴の約2時間後

この状態で眠りにつくことで、快眠が期待

 

より良い睡眠のための入浴法

入浴中の体温と入浴から2時間後の体温の高低差がポイント

人間の体は、体温が下がり始めると眠たくなる。

急激に上がった体温は、その分、急激に下がり始める

体温の高低差が大きいほど、眠りにつきやすい

 

最終問題 ぬるめのお湯でも体を温められるコツ

入浴中、念入りに洗った方がいいのは?

A・背中 B・頭 C・お尻

答え・・・A・背中

肩甲骨周りには、多くの筋肉が集中しているため、

動かすことで、温められた血液が全身にめぐる

背中を入念に洗い、効率的により体温がUP

乾布摩擦のイメージで動かす

乾布摩擦・・・肩甲骨を動かし、背中を刺激する事で体温が上昇