第8問 熱中症対策により良い水はどっち?
答え・・・軟水
硬水はミネラルが多い反面、水の吸収を妨げる場合もある
硬水のマグネシウム 水と結合すると吸収を抑制
水道水とミネラルウォーターの違い
大きな違い⇒塩素
水道水 殺菌や除菌のために塩素などを使う
ミネラルウォーター ろ過・沈殿・加熱殺菌などを行う
水道水は厳しい水質基準をクリアしている
水道水を飲んでいて健康に被害が出る事はないが、
ミネラルの含有量はミネラルウォーターが多い 水道水は、安価・どこでも飲める・安全
徹底管理された東京の浄水場
安心安全な水道水を届ける為、日本が世界に誇れる徹底された水質管理
①川の水に含まれる「泥や砂」を沈殿させる
水の中の濁りが沈殿⇒濁りを除去
沈殿池の出口では、キレイな水に
濁っていた水が2時間後、だんだん透けていき、4時間後には透き通ったキレイな水に
②「カビ臭など」の原因となる物質を分解
オゾンという物質を流し込み、河川水中にあるカビ臭などの原因を分解
他にも、50以上の厳しいチェックの後、最終的に塩素消毒
安心安全な水が私たちのもとへ
第9問 炭酸水は?
馬渕先生が考える炭酸水のメリット 胃腸の「?」を良くする
答え・・・消化吸収
ポイント・炭酸水に含まれる二酸化炭素
①胃や腸を刺激し活発に
②二酸化炭素が胃の血液の流れを↑
ただし、刺激にはなるので、胃の調子が悪いという方は控えた方がいい
第10問 水分の吸収率が上がる!水の温度が分かる
夏場の水分補給により良いのは?
A・白湯 B・冷水
答え・・・B・冷水
夏場の熱中症対策には、冷水が理想
夏場の水分補給は、5(冷蔵庫で一晩冷やした温度)~15℃が理想
白湯もいいが、温かい水と比べて冷たい水は、胃腸への刺激がある
冷水は胃腸への刺激が強⇒胃腸が活発に動き吸収率UP
水の温度に関する研究データ
横浜国立大学 田中秀登教授などの研究
水温10℃の水分補給が、脱水症状を起こしにくくする
真夏の環境下を想定した気温で調査
3種類の水分 2℃・10℃・22℃を摂取しながら比較 10℃が最も吸収率が高かった!
夏場においては、白湯は良くない
体が暑いと感じている時は、冷水での水分補給が理想
秋や冬など気温が低い時は、体が冷えすぎないように白湯が理想
第11問 水分補給により良いのは?
A・水 B・緑茶
答え・・・A・水
緑茶⇒カフェイン⇒利尿作用がある 水分補給には不向き
水以外に水分補給に適した飲み物は?
第12問 水分補給により良いのは?
A・ほうじ茶 B・紅茶
答え・・・A・ほうじ茶
カフェインが少ない物が良いが、ほうじ茶・麦茶は、水分補給に適している
コーヒーや紅茶にも、カフェインが含まれているものもある
水分補給に適さないものもある
お酒は?
お酒は一時的な水分補給になるが、時間が経つと、出ていき逆効果
アルコールを分解するのに、体内の水分が必要になる
大量の水分を使い、分解されたいらない物が尿となり、どんどん出ていく。利尿効果
ビールは利尿効果が高く、1飲んだら1.1出ていく
ビールを飲む時は、水分補給も同時にした方が良い
第13問 歳をとると、体の水分量が少なくなる1つの原因は「?」の減少
答え・・・筋肉量
筋肉は約75%が水分⇒筋肉が減ると全身の水分も↓
馬渕先生の見解
歳をとるから体の水分が減るのではなく、水分が減る事で歳をとるのでは?
水分をとれば、歳をとりにくくなるが、
水分を溜める部分も必要なので、適度な筋肉も必要
肉や魚のたんぱく質もしっかりとり、筋肉量を維持する事も大事!
年齢によって体内の水分量は変化する
子ども・70% 生まれたばかりの子どもは、80%近くが水分
成人・60% 高齢者・50%
水分量が多い子どもの方が脱水症状にはなりにくい?
逆になりやすい
子どもは、結構、汗をかく
汗腺の数 大人と子どもは同じ⇒子どもは体が小さく、汗をかく量も多い
子どもの水分補給は大事!体が小さいからと油断は禁物!
子どもの頃からクーラーの効いた部屋にいると、汗腺が発達しないは本当か?
汗腺の数は変わらないが、働いてる数が人によって違う
人間は、汗をかくことによって、体温調節をしているが、
汗をかかずにお休み状態でいると、汗をかきにくくなる
暑い季節はクーラーは使った方がいい
体調が良い時や涼しくなる秋冬に、お風呂に入る・サウナに行く・適度に運動するなど
上手く汗をかく機会を増やすと良い
室内で過ごす時、注意したいのが・・・隠れ脱水
室内でも、水分は確実に失われている
汗をかいた事に気づかないことが多いので、隠れ脱水に陥る危険性が!
隠れ脱水の見分け方
尿の色が濃い時は、要注意
水分が不足すると、血液中の赤血球やビタミンの色素が、濃縮されて尿の色が濃くなる
水分が失われやすい入浴&睡眠・・・
水分補給のタイミングがわかる
第14問 血管に負担をかけない水分補給のタイミングは?
A・入浴前 B・入浴後
答え・・・A・入浴前
入浴中の水分不足を避けるには、入浴前にしっかり補給
入浴中に汗をかくと、血液が詰まりやすくなる
入浴後の水分補給も大事
水分をとらずに半身浴は?
良くない
血液中の水分が失われると血液が濃くなるだけでなく、
血管に負担がかかって、色んな症状に結びつく
水ドクターオススメ!血管に負担をかけない入浴法
炭酸風呂
炭酸に含まれる二酸化炭素⇒皮膚を通じて体内に吸収⇒血管が拡張 血流を促進
非常に温まりやすくなり、血流の流れも良くなる
入浴剤でもいい
簡単!炭酸風呂
重層(大さじ3)+クエン酸(大さじ2)+塩(大さじ1)
最終問題 就寝前の水分補給 医学的に正しいのは?
A・就寝直前 B・就寝30分前
答え・・・B・就寝30分前
水を飲んですぐには体が吸収しきれないので、
少し余裕をもって水分をとった後、全身に水分を行き渡らせて寝る
寝ている間は腎臓の働きが弱まる⇒水分を尿にする働きも弱まる
就寝30分前に、どれくらい飲めばいいのか?
コップ1~2杯を飲んで寝るのが良い
暑いとか汗をかきそうなど、元々、汗をかきやすい人は、少し多めに飲むのが良い