5月23日「今でしょ!講座SP」
今回は、男性VS女性。優れているのはどっちかでバトル![]()
講師
脳編
脳科学者・茂木健一郎さん
病気編
東京女子医科大学 脳神経外科医 清水俊彦先生
おおたけ消化器内科クリニック 院長 大竹真一郎先生
池袋大谷クリニック 院長 大谷義夫先生
芝大門 いまづクリニック院長 今津嘉宏先生
学友
男性
中山秀征さん(脳編)、井戸田潤さん(スピードワゴン)(病気編)
女性
羽田美智子さん・大久保佳代子さん(オアシズ)(脳編)
井森美幸さん・真野恵里菜さん(病気編)
脳編
講義のポイント・・・長所と短所は表裏一体
色彩感覚が優秀・・・女性
2012年、アメリカ・ニューヨーク市立大学の研究
色彩感覚は、進化の過程で人の表情や、顔色を見る事が重要だったため発達。
目から入った情報は、脳の視覚野に![]()
女性脳・・・情報の多くを色や形を認識する、腹側経路で処理。
家族の健康状態や食材の安全を色で判断していたため、色彩感覚が発達。
男性脳・・・物の位置や動きを認識する、背側経路で情報を処理。
狩りに出て、獲物を捕らえるために、
動物の色や形よりも、動きや位置を処理する能力が発達。
研究者からGPSの回路と言っている。
男性は車の運転が上手いと言われる理由は、脳の発達の違いが原因。
嗅覚が優秀・・・女性
2014年、ブラジル・リオデジャネイロ連邦大学の研究
嗅覚の研究は一番遅れてて、ニオイの物質はいろいろあるので、よくまだ分かっていない。
嗅球に関する興味深い研究
嗅球・・・ニオイの情報を感じ取るセンサーの役割
嗅球の(細胞)数が多いほど、ニオイをかぎ分けられる
嗅球の細胞数が、男性よりも女性の方が、43%多い
女性がパートナーを探す時、ニオイを参考にしているというデータも。
父親のニオイに近い男性を嫌い、父親のニオイから遠い男性を好む。
男性が、恋人を選ぶ基準・・・脳科学の研究データでは見た目
味覚が優秀・・・女性
アメリカ・イエール大学の研究。
味と脳の関係・・・人間の下にある味蕾(みらい)(味を感じる器官)の数は、約10000個。
ものを食べた時、甘いや苦いなどの味の判断を脳の味覚野で判断。
味の情報を脳に伝えているのが、味のセンサー・味蕾。
男性よりも女性は味蕾の数が多いため、繊維に味の違いを感じる事が出来る。
色彩感覚と同様、食の安全を守るため、女性は進化の過程で味覚が発達。
プロの料理人は男性が多い理由
女性ホルモンの分泌が変わったりして、味覚も変わる。優れた味覚だが安定していない。
プロの料理人は、同じ味を提供しなければいけない。
味覚は優れていないが安定している。男性がプロの料理になりやすいという説。
ダイエットが成功しやすい・・・男性
2009年、アメリカ・ブルックヘブン国立研究所が発表
12時間以上、食事を摂らなかった男女に、
食べ物のニオイだけを嗅がせて脳の変化を調査した結果
眼窩前頭皮質(がんかぜんとうひしつ)
人間の本能にブレーキをかける部分
⇒活発に働くと、空腹でも食欲を抑える事が出来る。
女性は、男性に比べて、食欲を抑えられず、物を食べてしまう傾向で太りやすい。
イギリス・インペリアル・カレッジ・ロンドンで、女性がダイエットに失敗しやすいデータが。
186か国・約2000万人の男女の肥満度数を分析
2014年、成人の肥満比率 男性・10.8%<女性・14.9%
悪い事ではないが、女性は食欲のコントロールが苦手。
昔は食料が安定していなく、いつなくなるかわからない。
女性は、生命を育む大事な役割。子どもができたらその分の栄養を摂る。
ご飯を食べて栄養を蓄える本能が、男性より強い。
女性脳・・・ダイエットで我慢せず、空腹なら食べる・満腹なら食べない
空腹でない時、つい食べてしまう事を避ける
人をやる気にさせる・・・女性
大阪大学の研究をもとに茂木先生が解明
女性は、コミュニケーション能力が高い。
左脳⇒言葉や理屈 右脳⇒感情や五感
女性は、左と右の脳の使い方のバランスが良い。
朗読の音声を被験者に聞かせ、脳の血流をMRIで測定した実験で・・・
女性脳・・・左脳・言葉の意味を理解 右脳・言葉の気持ちを考慮
脳全体を働かせるのが得意
男性脳・・・左脳・言語の意味を理解 右脳・使っていない
脳の一部分を働かせるのが得意
脳梁・・・脳の左と右を繋ぐ部分
女性脳の脳梁が太い。左脳と右脳をバランスよく使い、
コミュニケーション能力が高く、人にやる気を起こさせることができる。
男性脳は脳梁が小さいが、1つの事に集中する能力が高い。
1日に使う言葉の数の男女差
男性・・・約7000語 女性・・・約20000語
男性は論理的に会話するが、言語能力は![]()
理屈は言語能力の一部分。言葉は、感情で伝える事もあるので、
男性は頑張らないといけない。
企業のトップになる女性が少ないのは![]()
社長やトップリーダーは非常な決断をしなくてはいけない。
情を切ってロジックでいくことは、男性が得意。
記憶力がいい・・・女性
2013年、ノルウェー科学技術大学の研究。
4万6000人の男女記憶力テスト
人名・3日前の出来事・会話内容など9つの項目
年齢に関係なく、9項目中8項目で正解率が、女性>男性
勉強に関する記憶は差がない。
感情が絡むような記憶は、女性が優れている。
扁桃体・・・感情の中枢 海馬・・・記憶の中枢
記憶のメカニズム 扁桃体が動く⇒感情が動く⇒海馬が記憶
感情が強い女性 扁桃体と海馬の動き・大 記憶が残りやすい
感情が薄い男性 扁桃体と海馬の動き・少ない 記憶が残りにくい
他人の不幸を喜ぶ・・・男性
2006年、イギリス・ロンドン大学の研究
シャーデンフロイデ・・・他者の失敗を見聞きした時に起こる、喜び・嬉しさなどの快い感情
人の不幸に対する脳の反応の調査
ある人物に苦痛を与えた時、
好感を持つ人物・・・男女とも、共感・痛みの感じる部分が反応。同情を感じる。
嫌いな相手・・・男・共感の反応が見られず、満足感が増大。女・わずかに共感
前帯状皮質(ぜんたいじょうひしつ)・・・同情や共感などを感じる
女性は感じた。
側坐核(そくざかく)・・・喜び・嬉しさを感じる
男性は感じた。
詐欺にかかりにくい・・・男性
ベルギー・マギル大学の研究
セロトニン・・・脳に安心感を与えるホルモン物質。通称・幸福ホルモン
男性が女性より52%多い
男性・セロトニン多⇒気持ちが安定しやすい
女性・セロトニン少⇒情緒不安定になりやすい
セロトニンが足りないと・・・
情緒不安定⇒冷静な判断が困難⇒詐欺に遭う
詐欺などのトラブルに巻き込まれたら、一人で判断せず、男性に相談。
気持ちの切り替えが早い・・・女性
ストレスホルモンの研究が進み判明
コルチゾール・・・ストレスホルモン。ストレスを感じて分泌
分泌されると、血圧や心拍数が上がり、すぐに活動できるようになる。
副作用⇒気持ちを切り替えにくくなる
コルチゾールの量 男性>女性
コルチゾールの影響
2016年度の自殺者数・・・男性69%と圧倒的に多い
減らすための対策・・・1日7.5時間の睡眠
気配りが上手・・・女性
アメリカ・ペンシルベニア大学の研究
脳科学の最先端のトピック 休憩時間の脳活動に注目。
アイドリングしているときに活動する神経細胞がある。
脳は、無意識でも周りが見えている状態。
休憩中の脳全体の活動 男性・30% 女性・90%
女性の脳、全体が万遍なく活動。男性の脳、休んでる時は休む。
男性脳・・・大昔、狩猟で獲物に集中していたため、周りに気を配らない。集中型
女性脳・・・料理や子育てを並行して行うため、周りに気を配る事が多かった。分散型
女性は第6感が強いのは・・・
周囲の情報を受け取り、様々なヒントから推測するらしい