「名医の認知症予防検定2017」
記憶力が低下し始めるのは、30代から
50~60代になると、一気に下がってくる
MCI(軽度の認知障害)
認知軌道は少し低下しているが、日常生活には支障がない状態
何らかの対策をしないと、4年以内に、約半数が、認知症になる可能性がある
MCI簡易チェック法「スマヌ法」
「ス」「マ」「ヌ」を、背中に指で書いて、何を書かれたかを当てる。
MCIの特徴・・・皮膚などの感覚の情報が、脳に届きにくくなる。
似たような字を書かれると、正しく判断できなくなる事がある。
6回中3回以上間違える⇒MCIの疑いあり
問題数・全10問
歩き方
第1問・最新研究で判明
歩くスピードが「?」と、認知症のリスクが上がる
A・速い B・遅い
答え・・・B・遅い
アメリカ、アルベルト・アインシュタイン医学校の研究
約2万7千人の歩行データを元に、歩行速度と認知症の関係を調査した結果、
認知症のリスクが、1.77倍
脳の運動野から、「早く歩け」と指令が出てきて、情報を伝達する神経細胞から
伝達されて、手や足の神経に伝わり、速く歩くことができる。
神経細胞が死滅⇒情報が伝わらない
神経細胞が死滅すると・・・脳室(隙間)ができて広がっていく。
リスクが上がる歩行スピード・・・秒速90cmを下回るとMCIの危険あり
秒速90cm・・・横断歩道を青信号のまま渡りきるスピード
横断歩道は、秒速100cmで渡りきれるものが多い
同年代の人に追い抜かれるのもMCIかどうかの目安
忘れても、思い出す事が出来る⇒物忘れ
約束した事自体を忘れる⇒認知症のサイン
第2問・最新研究で判明
歩幅が「?」人ほど、認知症のリスクが上がる
A・広い B・狭い
答え・・・B・狭い
東京都健康長寿医療センター研究所による最新研究。
歩幅を広くして歩けば、リスクを下げられる可能性がある
女性の中で特に歩幅が狭くなければ、認知症のリスクは少ない
第3問・最新研究で判明
認知症予防により期待できる運動は![]()
A・有酸素運動(ウォーキングなど) B・無酸素運動(筋トレなど)
答え・・・A・有酸素運動(ウォーキングなど)
認知症の予防に期待できる物質が、体の中で新たにつくられる
BDNF(脳由来神経栄養因子)・・・脳の神経細胞を元気にする。
加齢などが原因で、脳の神経細胞が減る⇒神経細胞同士のネットワークが弱くなる
BDNFが、神経細胞のネットワークが復活させる可能性![]()
有酸素運動をすると、BDNFが脳内で産生されるのと同時に、
運動する事による筋肉の収縮でも、BDNFが生まれ、
脳に一部伝わり、脳の活性化に役立つという仮説が。
特に有効な有酸素運動・・・息が少し上がる程度のウォーキングや早歩き
メルボルン大学の研究
週3回(150分程度)の有酸素運動を、約半年行ったところ、認知機能が改善した結果が。
認知症予防エクササイズ・・・コグニサイズ
体と頭を同時に使い、認知症予防に期待できる運動
コグニステップ・・・ステップをしながら、3の倍数で手を叩く これを10分間行う。
最初はうまくいかなくても、脳が刺激され認知症予防に効果がある
食事
第4問・最新研究で判明
認知症予防に期待できる成分が含まれる食べ物は![]()
A・ブルーチーズ B・カマンベールチーズ
答え・・・B・カマンベールチーズ
認知症の原因物質「アミロイドβ」
加齢と共に大半の人に溜まっていくが、アルツハイマー型認知症の人は、
何らかの原因で毛玉のように非常に蓄積。脳の中で蓄積されると、
神経細胞を傷づけて死滅させ、毒素を出す
オレイン酸アミドなど、カマンベールチーズに含まれる成分が、
アミロイドβを減らす効果が期待されるとマウスを使った実験で明らかに。
今後の研究に期待。
第5問・昨年発表されたばかり
認知症予防に期待できる成分が含まれるお酒は![]()
A・ビール B・焼酎
答え・・・A・ビール
東京大学、学習院大学などが発表
ビールの苦み成分・ホップ(イソα酸)が、アミロイドβを減らす効果が期待
どのぐらい飲むべきかは分かっていないが、
アルコールを飲みすぎると、認知症の発症率が高まるという研究もある。
1日の純アルコールの適切量・・・20g(ビールだと、中瓶1本ぐらい)
赤ワインでも、抗酸化作用が強い、ポリフェノールが豊富
フランス・ボルドー地方の人は、認知症が少ない報告も
ただし、飲み過ぎ注意![]()
福岡県・久山町 住民の年齢層や職業の分布が日本人の平均に近い日本の縮図
様々な疫学調査が行われ、将来的な認知症患者の推計値も、
久山町の調査を基に作成。
第6問・最新研究で判明
認知症のリスクを下げるために、
積極的にとった方が良いのは![]()
A・お米 B・牛乳
答え・・・B・牛乳
九州大学などの研究
多く食べる・牛乳、大豆、野菜、海藻(認知症予防に期待) 食べるのを控える・お米
⇒認知症リスク、3割以上減
米ばかり食べると、おかずが食べられなくなる。
米を抑えて、おかずをたくさん食べるといい。
日本人は欧米人に比べて、牛乳や乳製品の摂り具合が低い
年配の方は、乳製品を忘れずに採るのが効果的
大切な事・・・バランスの良い食事で、様々な栄養素を摂取
第7問・最新研究で判明
高齢者が3か月受講して、
認知機能が向上したボランティア活動は![]()
答え・・・絵本の読み聞かせ
脳が働くためには、血液が必要⇒脳が活性化すると、血流が増加する
読み聞かせは、脳の広範囲を刺激⇒認知症の予防に効果的
聞き手に対して分かるように読むには、ライブ感覚と同じ。
盛り上がってるかな
聞いてるかな
と理解しながら、
自分の読むスピードを調節したり、盛り上げる
注意を分割しながら読み聞かせるのは、認知症の予防に重要
デュアルタスク・・・2つの作業を同時に行う事
日常でできるる予防法
自分が新しく知った情報を、家族に聞かせる
⇒認知症予防に効果的という研究報告もある
梅沢さんの質問・昔の記憶を話すのは、認知症予防になるのか![]()
海馬(最近の記憶を長時間保存するか決める)が、
認知症の場合、だんだん小さくなったり、薄くなり、最近の事は覚えられない
昔の記憶は、脳の大脳皮質にすでに保存されている。
昔の事だけを思い出すのは、脳の活性化にはならない。新しい事を覚えるのが大事。
コミュニケーションをとる・・・高度な認知の機能。話したり聴いたりするのは大事
「怒り」と「認知症」の違い
怒ること自体、周りの人にも迷惑だが、ストレスホルモンが出て血圧も上がってしまう。
睡眠
第8問・最新研究で判明
毎朝、「?」の昼寝をする人は、
認知症の発症リスクが、5分の1になった
A・30分 B・1時間半
答え・・・A・30分
30分以内の短い昼寝は、睡眠不足のストレスをかなり減らす
眠気を起こすと、ストレスがかかり、脳の神経細胞に負担がかかる
過度に負担がかかると、神経細胞を弱らせる可能性
人間は、起床から約8時間後に、一度、眠くなる体のリズムがある。
眠気を我慢する⇒ストレスが神経細胞を弱らす
1時間以上昼寝をすると、認知症リスクが上がる。
バイオリズムの問題で、10分だけ寝ても、夜の睡眠に影響はないが、
昼寝しすぎると、夜の睡眠に影響あり
効果的な昼寝の仕方・・・なんちゃって睡眠
ソファで、30分ほどウトウトする
オススメの昼寝タイム 起床から8時間以内
朝7時起床⇒午後3時 30分だけ昼寝
第9問・最新研究で判明
認知症予防に効果的な夜の睡眠時間は![]()
A・5時間 B・7時間
答え・・・B・7時間
65~80歳・7444名を対象に行われた海外の研究結果
6時間未満、7時間、8時間以上と比べると、認知症の発症リスクが低いのが7時間
現在も研究中で、今後の研究に期待。