4・火事から復興し、経済発展

火事が和菓子を発展させた

江戸時代に火事が多かった事で、大工と材木商が儲かった。
東京のあるエリア、店や建物がすぐ再建できるように、木材が用意されている。
その地名は・・・新木場
木場⇒木がある場所 江戸の大きな店にあらかじめ、
自分の家と同じ木を切って組んで置く。
火事になったら、すぐに建てて、焼け跡が残っているのに、営業再開した店があるほど。
河村瑞賢(ずいけん)・・・明暦の大火で大儲け
紀伊国屋文左衛門・・・みかん船で大儲け
大火事が起こると、紀州から材木を運び江戸へ向かう。
江戸で材木を高値で売って大儲け 火事を逆手にとって、豪商が生まれる。
新川・八丁堀・霊岸島、この界隈に、大きな屋敷を構えて贅沢三昧。
お金持ちが豪遊する。人がいっぱい来るようになると、深川辺りで、
立派な料亭が建つ。美味しい食事を用意するようになる。
当時の鰻(うなぎ)は、値段が高く、15万円くらいするものも。
料理は物珍しいものではないといけない。
甘さに飢えているので、スイーツの発達が始まる。
権力の中枢や都市の中枢に、ものすごい貧富の差が生まれて、
大金持ちが生まれた時、スイーツの発達。
フランスと同じ。
ルイ絶対王朝が生まれ、天才の菓子職人が生まれ、フランス菓子が伸びる
寺社に献上するお菓子が必要で、この界隈では、
白まんじゅうなど、見た目が優れているものではなかった。
多様化し、見た目が美しくなって、江戸の、日本の和菓子文化が生まれる。
砂糖は、超高級品だった

大変な希少品で、病人に舐めさせるものとして、当初は薬屋さんで売られていた。
砂糖が出来上がったのは、その後。糖分は栄養
貴重だったと示す証拠品・・・江戸時代の砂糖袋
磯田先生の自宅から持参した。白砂糖と書かれてあり、ある程度、精製した高級砂糖。
袋が貴重なもので、良い紙で作られていたため、袋に会計書類を入れて、
とっておいたから、奇跡的に残った。贅沢文化が出来上がってくる。
火事が商人を作る⇒商人の新しい発想⇒豊富な資金⇒和菓子の発展
「万宝(まんぽう)料理秘密箱」・・・江戸時代の料理本
その中に載っていたのが、高級和菓子・冷やし卵羊羹
磯田先生が伝えたい事
火事や地震、めげない江戸人
携帯とかインターネットで情報がもらえて、
楽しめるんじゃないかと、僕らは思いついてるような気がして、
自分自身で楽しめるものを心の中に持つことが、とても重要
それは、ホントに家事や地震で全財産失っても、心の中にあるものは残る。
災害をどのように受け止め、これを、どのように、災害にやられないように、
心の面で、どう乗り越えていくか。そこの強さは、江戸の人に学ぶべき
面白部分
火消しの道具の名前は何か
(さすまた)という問題で・・・

林先生「ど忘れだ・・・
あれよ、あれ。」

磯田先生「こんなに林先生が悩んで、小気味が良い
」

林先生が悩みに悩んで書いた答えは・・・ えっ
「参りました」




林先生「ああ~
」 中丸くんが正解を書いて思い出す・・・


さらに、衝撃の答え
が・・・菊川さん、「さるまた」


磯田先生「さるまたは、あれですよ。パンツですよ。おじさんが、はくものですよ」
Wで衝撃~。(^o^;)
今回、江戸時代から庶民のたくましさを知りましたが、
現代に生きる人たちが、そのたくましさを持つことが、
いつ来てもおかしくない災害を乗り越えられる鍵になるかもしれない・・・
次週は、冬野菜検定&ドタバタ再び
オムライスの包み方&餃子の焼き方講座
