12月6日「今でしょ!講座」
今回は「名医が作った入浴最新検定2016」
講師・・・国際医療福祉大学大学院リハビリテーション学分野教授・前田眞治先生
学友・・・山西惇さん、松本伊代さん、本田望結さん
命の危険編
1・入浴中の死亡事故で、今、急増しているのは、溺死である
答え・・・○でしょ
家庭での浴槽の溺死者数が、ここ10年間で約1.7倍に急増
年間5000人ぐらいが死亡。
最新研究で判明・・・お風呂で寝るのは、失神の状態の可能性![]()
お風呂の中に入ると、リラックスした神経が働き、眠気を催すが、
湯船の中につかった時、気が付くが、失神状態が実はある
入浴時の血圧変化のイメージ
脱衣所で服を脱ぐ・・・寒さで血管が縮み、血圧が上がる
入浴・・・体が温まって、血管が広がり血圧が急激に下がる
血を巡らせる力が下がり、脳に血が届きにくい=失神
急激な血液低下⇒脳に血液が届きにくい⇒失神
失神を防ぐ方法
眠たくなったら、湯船から出る 冷たい水を桶に用意して手をつける
2・熱い風呂とぬるい風呂、心筋梗塞のリスクがあるのは、熱い風呂である
答え・・・○でしょ
急激な血液変化=心筋梗塞のリスクが高くなる
熱い風呂に入浴⇒血液が固まりやすくなる
最新研究で判明・・・42℃以上の風呂に10分間入浴で、血液が固まる危険![]()
血小板・・・ケガなどの時、血液を固める働きがある
ケガをした時、血液を固める。これと同じように、
42℃以上の刺激⇒血小板が固まり血栓に
血液が固まるリスクは、年齢は関係ない。
3・風呂での死亡事故は、寒い北海道が一番多い
答え・・・×でしょ
都道府県にみた、高齢者1万人当たりの心肺停止件数
北海道は、沖縄に次いで2番目に少ない。
理由・・・家全体を暖めているから
ワースト3は、香川県・兵庫県・滋賀県
入浴事故が多い地方は、寒暖差が多くの原因、脱衣所などに暖房器具を置いていない。
防ぐポイント
脱衣所に暖房器具を置く・浴室をシャワーなどで温めておく
浴室でシャツ1枚を脱ぐのも効果的
肌荒れ・ダイエット編
4・半身浴は、ダイエット効果がある
答え・・・×でしょ
最新研究で判明・・・ダイエット効果は、ほとんどない
40℃で10分入った場合の消費カロリー
全身浴・・・2.8キロカロリー 半身浴・・・1.6キロカロリー
半身浴で汗をかく⇒水を飲めば元に戻る
入浴後減っているのは、ほとんど水分
半身浴・・・心臓に負担がかからないメリットがある。
むくみは取れたりするが、汗をかくだけではダイエットにならない
消費エネルギーの変化(20代を対象にした平均データ)
入浴中は、エネルギーが変動しない
入浴時は、お湯の熱があるので自分のエネルギー消費は少ない
入浴前・入浴後の最初の部分・・・
お風呂でカロリーを消費しているのは、浴槽をまたぐ時だけ
5・食べてすぐ風呂に入ると、消化に良い
答え・・・×でしょ
最新研究で判明・・・食後すぐお風呂に入ると、消化不良になる
食事をする・・・栄養を吸収するために、血液が胃腸に集まる
入浴する・・・血液が胃腸から皮膚の表面に分散する
食べたものを消化するためには、胃を働かせるために血液が胃に集まる
お湯につかると・・・血液がお湯に反応し、皮膚へ⇒胃の働きが鈍くなる
消化不良・肌荒れの原因に
最新研究で判明・・・食後だけでなく、食前の入浴も時間が重要
食前にお風呂に入るのは、よくない。
食前は、血糖値が低い⇒入浴すると、意識障害の恐れ
食事の前後、30分以上あけて、お風呂に入るべき
6・お風呂の前に、緑茶を飲むと、ダイエットに良い
答え・・・○でしょ
緑茶に含まれるカテキンには、脂肪吸収を抑える働き
最新研究で判明・・・カテキンは、入浴の前に取ると吸収が7倍
ダイエットには、入浴前にコップ1~2杯の緑茶がおすすめ
7・一番風呂は、肌に良い
答え・・・×でしょ
人間の肌・・・弱酸性 水道水・・・中性
まっさらな水は、人間の肌に合わない。肌荒れの原因につながる。
2人目以降の入浴・・・1人目の皮脂などが、お湯に溶け込み、
人肌の弱酸性に近づき、刺激が弱まる
入浴剤・ゆずなどをお湯に溶け込ませると、人肌への刺激が弱まる。
2日目のお湯・・・刺激は減るが、ばい菌が増殖する。
一晩経つと、約1000倍に増え、感染の恐れがあり、肌荒れの元にもなる。
疲労回復編
8・30分以上の長風呂は、疲労回復効果がアップする
答え・・・×でしょ
長風呂は、疲れをためる原因に![]()
40℃の風呂に10分入っていると、どれぐらいの汗をかくか
・・・500ml
30分以上の入浴は、激しい運動に匹敵する体力を消耗
長風呂は、乾燥肌の原因に![]()
肌に含まれる、保湿成分のセラミドが、
長風呂で体の外に溶け出し、肌荒れの原因に![]()
冬の入浴時間・・・41℃で10分
9・お風呂の後に、ぬるいお湯をかけると、疲れがとれやすい
答え・・・○でしょ
温かいお湯⇒血管が広がる ぬるい水⇒血管が縮む
これを繰り返すと、ポンプ機能のように、血流がよくなる
血管の弾力性が生まれて、血の巡りが、さらによくなる。
熱い風呂から水風呂へは、急激な温度差により、血管に負担をかけてしまう。
血管に負担をかけないために、30℃程度のぬるめの水がいい
名医がやっている、かぜ予防につながる疲労回復法
1・41℃のお湯に3分つかる
2・30℃のぬるい水を、10秒、手足にかける
3・3セット繰り返す