眼科の中待合いのソファに座って

何気なく出入口の方を見ると、ドアの上の壁に

見慣れたはずの非情口の表示がある

 

 

 

 

病院、学校、スーパーや大抵のビルで見掛けるし

孫に会いに行く時に泊るビジネスホテルでは

真っ先に非情口を確認するほど

日常生活に溶け込んでいるはず。。。

 

東京五輪のピクトグラムのパフォーマンスが面白くて

調べてみると、非常口のピクトグラムは2種類あるらしい

何気なく見ていたから気付かなかったわ

 

 

 

 

そっかぁ!…コレだったんだぁ‥‥…

 

数日前の明け方の久々の悪夢ドクロが意味不明はてなマークはてなマークはてなマーク

私の神経質な脳みそはかなり混乱していたようです

 

でも、コレは夢だ!とハッキリ認識している

 

 

私は子供の頃から楽しい夢を見たことがない

悪夢ばかり見ているような気がする

ストレスなら富士山富士山を持ち上げるほど抱えてきたけど

何があっても持ち前のお気楽で乗り越えてきた

 

 

それにしても

 

なんで家族団らん旅行などの楽しかったzzzzzzzzzを見ないのだろう

小学2年ごろから病弱な母に代わって家族のご飯を作っていた

満足にご飯が食べられなかった時代

私は折り畳みの丸い卓袱台の家族の真ん中に座って

みんなのお櫃番、誰かがご飯をお代わりして、足りなくなったらどうしよう。。。

そんな気配りをしながらも、家族6人は朗らかで仲良しだった

なぜ…あんな楽しかった頃の夢を見ないんだろう

 

控え目な脳みその中で、何と何かが繋がって、とんでもない悪夢をみるのか

不思議で仕方がなかった

 

 

 

 

あの日の明け方

 

ベッドの足元に突然現れた非情口から

男か女か分からない人物が開口部から外へ出るのではなく

ベッドの私に向かって、どんどん近づいてくる

近づいて来るのに距離は一向に縮まない

突然人物の丸い頭が大きくなった時

 

 

誰!近づかないで!!来ないで!!!

 

自分の叫び声で飛び起きた。。。コレって病気らしいけど。。。

 

何だコレはてなマーク…夢だと分っているのに殺されるのかと思った昇天

 

夫は向いの自室で爆睡中zzz本当に誰かが侵入してきても絶対に起きない人

 

 

 

なんであんな夢を見たんだろう…

 

 

非情口…非情口非情口?

 

 

!…もしかしてあの出来事と繋がっているのかも知れない不安

私自身はとっくに記憶の彼方だったあの日のこと

 

 

私はミグを連れて大きな病院に入院していた

インフルエンザ魂が抜けるをこじらせて病院送りになって

命に関わるほどの事は無かったけど

病院のざわめきが聞こえてこない静かな個室で療養していた

10日ほどの入院生活

後は少食な私の体力の回復を待つばかり

これが厄介で、病院食の一食200gのご飯がどうしても食べられない

こっそりご飯を半分ビニール袋に入れて捨てたことももやもや

 

部屋を出ると廊下の左手にある非常口は自然に目に入る

個室は昼間でも引き戸を閉めていられる

中から鍵を掛ける事はできないけど、神経質な私には快適だった

 

 

あの日

 

午後の体温と血圧測定も終わり、夕食までの時間を

ソファに座っているミグとテレビを見ていた

 

その時

 

 

突然 ガラガラっ!とドアが開いて

見知らぬ若い男…じゃなくて中年男が入って来たガーン

ドアが開いた時の男が非常口の人に見えた

 

 

 

誰!近づかないで!!来ないで!!!

 

 

確かに男に向かって夢と同じ事を言った

更に 人を呼びますよっ!…とも言ったのを覚えている

男が持っている物が何かは分からなかったけど

私の剣幕に呆然と突っ立っていた男は慌てて出ていった

 

これぐらいの事で怖くなるような私じゃないけど

夕方、部屋へ来た若い看護師さんに

軽い気持ちで先ほどの出来事を話すと

看護師さんは慌てて出ていき

入れ替わりに主治医と婦長さんが飛んで来たダッシュダッシュダッシュ

 

防犯カメラを確認してください

 

 

え…え…ちょっと待って…個室には防犯カメラがあるの?????

じゃぁ…アレコレもみーんなバレてたの~びっくり

そう言えば、天井に丸いガラスの塊みたいな物があったっけ

先に言ってよね~!知らなかったなぁ…注意

 

ナースステーションでモニターを見ると

 

な~んて勇ましい私の姿が…ハズカシ悲しい

 

男は正面に立っている

 

私は掌を外向きに右腕を腰に当て、左手はまっすぐ男を指さしている

更にナースコールを取りに行こうとする様子まで。。。

 

そうだ、あの時、夢と同じ事を言ったんだ

後がどうなったのか知らなかったけど。。。

 

 

バタバタするとお腹が空く、もうすぐご飯が来るわぁ~~~♬

 

すると、ご飯どころか

ワラワラと4~5人の看護師さんがやってきて

私とミグは看護師さん達に拉致されて

私物やテレビが乗っている縦長のロッカーと共に

ガラガラと音を立てながらしょっ引かれてのお引越し

ミグは若い看護師さんに抱っこされてラブラブグリーンハーツラブラブ

私は両腕を左右からガッチリと掴まれて

 

着いた所は…あろうことか

いつも賑やかなナースステーションの真ん前の4人部屋。。。

早朝からナースステーションや部屋の外を行き交う

早起きのオジサン達の声が響く無気力無気力無気力

 

 

あぁ…なるほど…

4人部屋の天井にはあの丸い物体が付いていなかった

もっと大人しくしていればよかったかなぁ。。。

結局2週間の入院で何事もなく帰宅しましたニヤリ

 

何年も前の非常口のピクトグラムの記憶と、突然の侵入者と

最近の眼科で見た非常口が繋がって

異常な夢になっていたのか。。。夢の不思議汗うさぎ

 

 

 

 

ホント 人さわがせなオーナーで( TДT)ゴメンヨー

おいらもオーナーのお守りタイヘンなんだぁ。。。

 

 

 

 

 

ルンルン余談ルンルン

 

大きな手術などは経験がないけど

チョコチョコと何回か入院している

 

病院で迎えた誕生日

 

白内障の手術をした時、ミグは家に置いてきた

地元の市民病院は基本4泊5日の入院だった

手術も終わり、後は複雑な目薬の指導や毎日の外来の診察と検査だけ

 

あぁ~ぁ…誕生日なのに病院かぁ。。。

ま、家にいても夫はヨメの誕生日なんて覚えていないし

特に祝って貰った覚えもないし…

1月3日生まれの夫は、日本中の人がおめでとう笑

 

夕方病室のカーテンも閉められて、一番寂しい時間

 

今日は来ないハズの夫が、洗濯物が入った紙袋と

小型のカバンを持って来た

 

誕生日のプレゼントやっ!!

 

う、うそっびっくり

 

カバンを開けると

ミグが窮屈そうな顔で現れた泣

 

こんな日もあったなぁ。。。

 

 

 

 

節分

 

 

ねぇ~~~~~~~!!!!!

 

マメまきがしたいのぉ~~~えーえーえー