クローバー夫の実家の庭に花梨の木があります。


初めてこの家を訪れた時、満開のコブシの花に隠れて分からなかった花梨は、毎年秋になると立派な実をつけて、義母は果実酒を作っていたのです。


冬の間の風邪薬だと言って、私達にも分けてもらったこともありました。


義母の年と共にそんな習慣も途絶えて、私も市販の花梨酒生姜、キンカンなどで冬の備えをしていたのです。


クローバー夫の弟一家の帰省で、実家で賑やかな時間を過ごした時、黄色く熟した花梨がまだぶら下がっているのに気付いて、夫が高い枝から落としてくれました。



あちこち傷んではいるけど、素晴らしい香りが部屋中に広がります。



ミグママの迷走プレ老後?-花梨




クローバー部屋に1個置いてるだけでも、傍を通ると爽やかな香りを感じます。


せっかく持ち帰ったので、懐かしい花梨酒を作りました。


花梨1キロ  果実酒用氷砂糖300~400g  ホワイトリカー1.8ℓ


キレイに洗って乾かした花梨は皮つきでカット、種も一緒にビンに入れ、氷砂糖、最後にホワイトリカーを注いで蓋をして保存します。


この冬の喉の薬には間に合わないかも知れないけど、果実酒のビンがキッチンにあると嬉しくなります。



ミグママの迷走プレ老後?-花梨酒