★雨女の温泉旅行は腹痛のおまけつき★

　リフォームも大詰めになり、今日はユニットバスの設置が完了しました。

お向かいのオバ友から「どうぞぉ～～～！」とメールを貰うと、イソイソともらい湯に出かけるのも楽しいもので、狭い所が怖くてカラスの行水の私も、つい長湯になってしまう。

お風呂・・・と言えば・・・温泉・・・温泉旅行にはツイテナイ私。

今回の兄弟親睦旅行では、深夜、襖を隔てて夫と私は同じように・・・・・

　5月22日（日）　朝からでした。。。

無敵の晴れ女の義姉と、どこへ行っても雨に降られる私・・・・・

どうやら、神はこんな時だけ私の頭に宿るらしい

この日は舞鶴若狭自動車道の西紀サービスエリアで３組の夫婦が合流し、昼食後、温泉に浸かりながら日本海に沈む真っ赤な夕日を見るべく、京丹後市にある夕日ｹ浦温泉へ向かって、温泉に着く頃には雨が上がる事を祈りながら走ったのです。

★　西紀SAでの昼食

このSAの名物料理は、地元の高校生達が開発して、テレビでも話題になったというポトフだけど、私は季節の素材をたっぷり盛り込んだ、賑やかなお弁当にしました。

　途中、海産物やお土産センターへ寄っても、雨が止む様子もないままホテルに到着。雲は灰色だったけど、目の前に広がる素晴らしい日本海を眺めながら「雨の温泉もまた良しかな～」などと言いながら、柔らかいお湯を楽しみました。

　この夜のホテルの料理

★超新鮮な刺身の盛り合わせ・のどぐろの煮付け・どろ海老の天ぷら

★干しアワビと玉葱のグリエ

★黒毛和牛サーロインステーキ・デザートのロールケーキを狙ってるミグと航＆海音

★この他、さざえの壷焼き・車海老の焼き物・旬野菜の和え物・酢の物・魚のアラの赤だしの大椀・ツヤツヤのコシヒカリのご飯などなど。

幾つになっても、兄弟が揃って美味しい料理を食べながら昔話しに花を咲かせるのは楽しいものです。毎年行き先が変わるだけで、同じような話をするだけなのに、まるで同窓会のように、一瞬にして子供時代へ戻っていけるのも不思議です。

夜も更けて、明日の目的地天橋立に着く頃はいいお天気になってる事を祈りながら、それぞれの部屋へ引き上げ、私達は二間続きの広い部屋の一部屋ずつに分れて床についたのですが・・・・・

10分ほど経った時、覚悟はしていたけど隣の部屋から恐竜が目覚めたかのような、異様な声（聞いたことはないけど・・・）が途切れ途切れに聞こえはじめたと思うと、アッと言う間に叫び声のようないびきに変わりました。

ホテルや旅館に泊まると毎度お馴染みの声なので、私は諦めムードで横になっていたのですが、そのうちだんだんと自分の身体の異変に気付いたのです。。。

このイヤ～な感覚はなんだろうと思いながら、ナンとか眠ろうと甲斐無き努力をしているうちに、急激に腹痛と吐き気が襲ってきて、どうしよう。。。

まさか・・・まさか食中毒・・・・・そんなぁ～～～

そうだったら、私だけってのはヘンだし、料理は新鮮そのもの魚や素材ばかりで問題ないし・・・

夫には異変が無いようだし・・・私の体調が悪かったのかなぁ・・・　

夫を起こそうか・・・イヤ無駄だわ。みんなは大丈夫なのかなぁ。。。

などと、身体を丸めて耐えている間に少しずつ落ち着いてきて、３時を回った頃から眠ったようで、目覚めたら５時過ぎ、部屋の露天風呂で温まるとスッカリ回復したけど、さすがに朝ご飯は味噌汁、生湯葉、ご飯を少しだけで精一杯でした。

　起きてきた夫と私が同時に言った。。。

　俺なぁ！　　　私、ゆうべねぇ！

なんと、夫も猛烈な胃の痛みに襲われていたそうで、襖を隔てて同じように苦しんでいたなんて・・・・・日曜日の宿泊で泊り客も少なく、ホテルの心づくしのお料理を残しては申し訳ないので、みんなちょっとガンバリ過ぎた結果、普段は食が細い私は食べ過ぎだった（夫は多分呑み過ぎ）ようで、フロントで胃薬を貰って出発する頃には元気になりました。