この車で三田の山奥へ栗拾いに行くぅ？ え～～～!!!!!
ダイジョーブ！もうヨヤクしちゃったも～ん
１２年乗った車をそろそろ変えよう！
と言う話が盛り上がってきたら、まるで聞いていたかのようにアチコチにトラブル発生！エアコンはウン！ともスン！ともいわないし、ブレーキ系統にも多少・・・・・
それでも、一応走ってるし、夫は毎日無事な姿で帰ってきてるし・・・
止まっちゃったら・・・その時はその時サッ！行っちゃえ～～～～～
ピーカンの日曜日、謀反を起こしたエアコンなんぞ頼りにせず、秋風の中を窓全開で爽快に走り、高速に乗って窓を閉めたとたん・・・まだ世間は夏だったのを思い出した。
三田の街を抜けてまたまた窓全開！で気分よく山道を走り、ようやく目的の観光農園に到着！
お昼の三田牛バーベキューを楽しみに、とりあえず栗の山へ入る。
栗拾いは既に最終ラウンド、なだらかな山に散らばる３００本の栗の木は、もうイガがついてる木は殆ど無いようで、落ちて茶色くなったイガの中から飛び出した実を拾うらしい。
キャッホォ～～～
だぁ～～～～～
ウンショ！ウンショ！いっぱいあったね～～～
オーナーのとこへもってくよ！ 航くんも海音ちゃんもおてつだいしてよね
大きい栗を探して上に登ってた夫が降りてきて、ミグ達の写真を撮りながら遊んでる所を一枚！
時々あらわれるミグのオーナーです・・・・・(o_o;)
しかし・・・・・悲劇はこの後に････・・・・・・・・・・・・・・・・・{{{{(+＿+)}}}}
航＆海音
あっ！オーナーがコケたぁ～～～!!!!!!
キャァーーー
だ、だいじょーぶかなぁ・・・(ＴｍＴ)ｳｩｩ･･･ 
ボクたちもかくれてようよぉ～～～
夫から
を受け取って、さて！ミグの写真を撮ろうかな～
と立ち上がった瞬間、バランスが崩れて尻餅ドン！
更に弾みで栗が出た後のイガの上に背中からドォ～ン!!!
･･････････腰に巻いてたウエストポーチがクッションになって、肩の後と腰、お尻の一部にイガイガが刺さったらしく、手を肩にまわすとビョォ～～～ン！と飛び上がるほど痛い☆(＞｡☆)
夫はいないし、Tシャツを前に回してイガを横から指で抜き、本体に残ったらしいイガはタオルで払って、ヤレヤレ～と思ってると、今度は前のめりに膝をついてしまいギャッ!!!!!
大きな栗の木の下は、そこらじゅうにイガと栗が散らばってる・・・・・アタリマエ！
右の膝ッ小僧にはジーンズを突き抜けて、ビッシリとイガが刺さったまま・・・アウ！
たぶん・・・身体の裏っかわも赤いブツブツがイッパイやろなぁ。。。
ホ～ント、おとなってメンドクチャイんだからぁーブツブツ・・・
お～い！そろそろバーベキューいこかぁ～
栗山に何も知らない夫ののんびりした声が響く。。。
ロッジに降りてバーベキューコーナーへ行くと、爽やかな風が渡るテラスに席が作ってあって、肉の前に椎茸を焼いて、塩で食べてください！とのことで、肉厚の生椎茸を傘を下にして焼き、プツプツと水分が出てきてから塩を振って食べたけど、スーパーで買う生椎茸とは別物としか思えない美味しさでした。
さて！イガの痛みも忘れるほどの立派な三田牛が運ばれた!!!
え？これで二人前？
あとで肉だけ追加やなぁ。。。バーベキューだけで一人前が5600円やから。。。
やっぱりゼイタクかなぁ。。。追加はナシ！やな。。。。。あう～X（＋＋*）
おもむろに鉄板に肉を乗せ、ジュワァ～とジューシーな脂が出て来た肉をゆっくり味わって・・・味わうつもりが・・・・・
ふと私の頭の後を見た夫の目がテンに・・・・・
動くなっ!!!!!
の声に思わずフリィーーーーーズするわたし・・・
ブ、ブブ、ブブブブブ～ン！もしかしてコレは?????
横目でその正体を見て身体が硬直する・・・・・
例の黄色と黒のシマシマ模様、タイガースカラーの
森の殺し屋 スズメバチ！
待てよ！ヤツはどうやら大事な肉を狙ってる様子なので、ソォ～～～っと身体をずらして様子を見ることに。
お願い！私とお肉だけは刺さないで～～～(* ￣)ｍ†
あの肉をスズメバチが刺したら、たぶん毒が回って食べられないだろうなぁ。。。
哀しい思いで突っ立っていると、ヤツは突然クルッ！と向きを変えて山の方へ飛び去った(*´ο`*)=3
気もそぞろで味わうどころじゃなかったけど、足りないと思ってた肉は、結果的には一枚余ることに・・・
案外分厚く切ってた霜降り肉と野菜、ノンアルコールビールとご飯でお腹はイッパイになり、残った肉を無理矢理夫に勧めて完食！
早めに山を降りることにして、駐車場へ向かっていると
またもやブ、ブブブ、ブ～ン！と羽音がするので振り返ると、すぐ後にヤツが！
カゴの中のオルをそ～っと頭に被ってジッとしてると、諦めたようにまたまたUターンして山へ向かって飛び去って行った・・・あ～コワッ！
海辺で暮らす私は蜂の脅威は知ってるようで、案外他人ごとだった。。。
山に居た間にも、あんな薄着でよく刺されなかったものだ。
黒い物を嫌う蜂の習性を全く無視した、全身黒っぽい物ばかり、気をつけなきゃ！
まぁ、今でも生きてるんだから刺されてなかったんだろう・・・
あぁ～あ！オーナーって・・・やっぱりヘンだよね。。。
ちょっとゼイタクな一日・・・セッセと魚を釣ってもらって、一ヶ月、釣った魚で暮らす伝説を完成させなきゃ！
さぁ、栗ご飯の仕度でもするかぁ。。。