先週末、私が住んでる町では日暮れと同時に、古い建物や神社、お寺や商工会議所などがライトアップされて高砂万灯祭2009が開催されました。
祭りの会場は数箇所に分かれていて、それぞれの会場を繋ぐ道にはキャンドルが点され、真っ暗な道を人々はほの暗く揺らめくキャンドルの灯りだけを頼りに各会場を巡って、模擬店で焼き鶏を食べたり、ゲームをしながらジャズ演奏(なぜかどの会場もジャズ演奏だった・・・)を楽しむのです。
人が多い街中の会場をサッサと抜けて、我が家に一番近い公園の中の会場に行ってみると、ここは他の会場と趣きが違っていて、松林の中に大人や子供がそれぞれに意匠を凝らした絵を描いた行灯が風に揺れて幻想的な雰囲気。
会場の片隅にはこんなイルミネーションも・・・
松の木に囲まれた模擬店 昔のアニメをみているような光景を遠くから眺めていると、子供の頃のお祭りの想い出が甦ってきて、夜風の中でソッとを・・・夜風が目に沁みただけだいっ!!!
行き交う人も少ない松林を彩るこんなオブジェも・・・
ビニールチューブの中に仕込んだカラフルな電球が、近未来の地球の樹を連想させてくれます。
家から5分も歩かない場所で、夕闇の中でこんな灯りが点っていたなんて・・・
30年近くこの町に住んでいるのに万灯祭を覗いたのは初めてだった。
賑やかな会場もあれば、真っ暗な公園の中にヒッソリと広がる幻想の空間もあり、市民の祭りはそれぞれの愉しみ方があるようです。
万灯祭が終わると、高砂の町は一気に秋祭りへと移っていきます。
そろそろ本格的な秋の訪れでしょうか。。。。。