共感してほしい 3 | 「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

「あー、幸せな人生だったー」と最期の日に言える人生を歩こう

アトピー&食物アレルギーを持つ子供を育てて30年が過ぎました。
夫と別居し、娘とふたり暮らしを楽しむため、見ないふりしてきためんどくさいことに向き合い始めてます。

何度も言うようですが、うちの子供たちは、アトピーと食物アレルギーという特徴を持っています。


上の子はアトピーで、小さい頃から肌が弱くて大変でしたが、先日も書いたように、思春期にアトピーが超悪化しました。

アトピーが悪化した中学生のとき、体育の授業で水泳があるんですが、親としてはできれば入らせたくななかった。

というのも…プールに入る前にシャワーを浴びますよね。その次に、腰まで濃い塩素の消毒層につからなきゃいけませんよね。


あれ、アトピーで荒れた肌には拷問なんです。消毒層に入ったときはしみて痛いし、そのあともヒリヒリが止まらないみたいなんです。

もちろんプールの中にも塩素が入っているので、水泳の授業中は肌の痛みとヒリヒリのため、ほぼ拷問状態が続きます。水泳の授業が終わっても、次の授業が控えているので、しっかりと肌についた塩素をシャワーで洗い流すことはできず、家に帰ってシャワーをあびるまで、その拷問状態は続きます。

水泳の授業があった次の日は、それでなくても肌の状態は最悪なのに、その状態がさらに悪化します。


「もう水泳の授業やめない?」

私は子供に言いました。

「でも、水泳の授業を受けないと、内申が下がるよ」


そうなんです。中学生って、高校を受験するための内申書というものが、常に目の前にぶら下げられているんです。

特に主要5科目(国、数、英、理、社)以外の科目には、プラスアルファの加点があり、勉強が苦手な子にも公平に評価が受けられるようなはからいがあるんです。


内申のために、水泳の授業を見学するわけにはいかない…こういうわけなんですよね。


中学時代って、結構大変ですよね。

私が自分のここまでの人生を振り返っても、一番戻りたくないのが中学時代です。


内申書って、その子の人生を左右するかもしれないすごく大事なものなのに、学校の先生が結構自由に1人1人の子供に点数をつけていくんです。

テストの点数、授業態度、提出物などなど、先生によって1つ1つの評価は変わってきますが、毎日学校に行き、前向きに授業を受け、提出物も忘れない…できる子にとっては普通のことだと思いますが、こういうのができない子、したくてもできない子にとっては、

「どうすればいいんだよーーーーーーー」

こういうことだと思いませんんか?


うちは体育の授業だけでもどうしたいらいいか分からず悩んでたのに、


不登校の子供、いろんなものが閉ざされてしまうように思えます。


うちの子も、中学3年の内申が決まる一番大事な時期に、不登校になりました。

内申、激落ちしました。

これは、また別の機会に書きますね。


わが家もここまでいろいろありました。

でも、うちの子供たち、結構たくましく生きてます。

上の子は不登校を乗り越え、高校に行き、今は大学生になってます。


上の子が中学時代を振り返り、たまに言うことがあります。

「母ちゃんは、うざくて、めんどくさくて、嫌だったけど、でもどんなときでも私の味方でいてくれたからね」


最高の褒め言葉だと…私は隠れて泣いています。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


あはは、自慢話になっちゃいました。


今日も読んでくださった方、ありがとう<m(__)m>