Hi! MamaKanaです♪
私はカナダに来るまで
『 Terry Fox 』
と言う人を恥ずかしながら知りませんでした
初めて聞いたのは今年の4月。
学校からの Terry Fox T-Shirts 購入のお知らせが来たとき。
その時はあまり深く調べず、いつものように
『 記念だから 』
と子どもたちの分と予備を購入
そのまま記念に取っておくつもりでした
が、新学期が始まってしばらくすると、テレビなどで特集されているのを目に
なんと、彼はカナダ国民なら誰もが知っているカナダのヒーロー的存在だったのです
どんな人物かというと...
1958年7月28日生まれのスポーツが大好きな Terry Fox は、18歳の時に骨のがんである “ 骨肉腫 ” を煩い、当時の医学ではどうすることも出来ず、右足の膝から下を切断しなければならなくなります。
病院にいる間、ふと周りを見渡した時、彼は自分よりもずっと幼い子どもたちが懸命にがんと闘っている姿を目にしました。
その時彼は、
“ I saw kids my age and younger... and you can't leave something like that and forget it. I coudn't, anyway. I had to try to do something about it. ”
何かしなきゃ!
自分よりも幼い子どもたちが病気と闘い、そして亡くなっていく姿を目にした彼はこのまま黙って過ごすことが出来なかったのです。
それから3年後の1980年4月、彼は1人でも多くのがん患者を救う手助けになればと
“ Marathon Of Hope( 希望のマラソン ) "
と名付けたがん研究資金集めのカナダ横断マラソンを義足で決行します。
そのコースは約8000㎞を走破するというもの。
当時の義足は現在とは違い、足と義足の接触面が固く想像しただけでも大変そうですが、なんと1日26マイル(約42㎞)を炎天下や雨の中でも毎日走ったそうです。
しかし、スタートから5ヶ月後、鈍い痛みが走り病院で診てもらったところ、がんが肺に転移していたことが発覚。
143日目、5373㎞の地点で断念せざる終えませんでした。
“ Even if I don't finish, we need other to continue. It's got to keep going without me. ”
もし僕がゴールできなくても、他の人が僕なしで進まなきゃ。
この言葉を受けて彼を応援する人の輪が更に大きくなり、テレビで特別番組が組まれて募金を募ったり、“ Terry Fox Run ” と名前を変えて、カナダ国内の学校や地域で9月半ばにチャリティーマラソンが恒例行事となるなど、現在までその輪は続いています。
その後、1981年6月28日、23歳の誕生日を目前にして彼は短い生涯を終えました。
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我が子たちももちろん、
先日学校で Terry Fox についてのビデオを見て学んだ後、春に購入した T-shirt を来てチャリティーマラソンに参加しました
カナダ勲章を最年少で受賞したり、2005年には希望のマラソン挑戦25周年を記念して、カナダで初の人物が刻印された1ドル硬貨が作られたそう。
本当にスゴイ人だったんですね
Vancouver BC Prace 前に彼の4体の銅像があるそうなので、この機会に子どもたちと一緒に見に行ってみたいと思います
参考・引用 : Life Vaocouver バンクーバー現地情報