Hi! MamaKanaです♪
カナダにはいくつか日本ではなじみのない祝日があります。
11月11日はその一つ。
今日は
Remembrance Day
日本語では戦没者追悼記念日、英霊記念日、休戦記念日と訳されるそう。
1918年の11月11日11時に第一次世界大戦が終結し、この時刻をもって休戦協定が発効され、それを記念してイギリス国王ジョージ5世によって定められたのだとか。
なので、この日は第一次世界大戦で亡くなった軍人、退役軍人の方々を追悼する日なのです
( カナダは、第一次&第二次世界大戦で約10万人の兵士を亡くしたそうです。 )
先日、Granvile Islandを散策していた時、何人か軍人の格好をした若い方が募金活動をしていたので、募金をしたら、
ポピーのバッチをもらいました。
なんだろう?と思ったら、Remembrance Dayの募金だったのです
見渡すと、かなり多くの方がこのバッチを左胸につけていました。
ふとTVを観るとアンカーの方たちも
でも、なぜ赤いポピー
それは、1915年、世界第一次大戦で戦ったカナダ軍人のJohn McCraeの詩、“ In Flanders Fields ” が由来だそうで、激戦区だったヨーロッパのフランダース地方で戦闘が終わった後、戦場を埋め尽くすように赤いポピーが咲いていたと言われているからのようです。
現地校でも、前日に家族を招いた集会があり、子どもたちが詩の朗読や歌、ダンスやプレゼンテーションを通してメッセージを伝え、この日に思いを馳せていました。
勉強だけでなく、キチンと祝日の意味を学び、考えさせてくれる学校のスタイルになんだか感動?と言うか、いいなぁって。
カナダが平和だな、と感じるのはこんな所にもヒントがあるのかなと思いました
タイトルの “ Lest we foget ” は、バスの前面部分の表示で見つけた文言。
行き先ではなさそうだけど、何かしらと思って調べたら、
“ 忘れることのないように ”
これもRemembrance Dayの一環でした
日本では見かけない光景ですよね?
実際に住んでみないと感じられないことが沢山あって、来て良かったと本当に思います。
ついつい、怠けがちな毎日ですが 、子どもたちに置いて行かれないように一緒に学んでいけたらと思います
( 参考:Wikipedia、Life Vancouver )