小春日和の昼下がり友人に少しばかり話があって、つなぎ温泉にむかった。今のオフィスからは車で15分ほどだ。晩秋の御所湖畔を目の前にして、そぞろ歩きながら最近の出来事をしばし交わした。湖水は季節に応じて満ち引きがあるのだという。水位が増している今、水際をめぐる散策路はすでに浸ってしまい、架かる小橋もたもとまで水が迫っていた。遠くに眺める岩鷲山(がんじゅさん・岩手山の異名)は雪化粧を欠かさなくなっている。季節の移ろいがなんとも愛おしい。