皇帝ネロ
こんにちは
ついさっき、地震がありましたね~
今朝、起きぬけに母から
バラパンをいっぱい作っている場所があって、
あなたが、冬バラがない というのは変だ
といわれ、私自身にも雷 が落ちました
仕方ないんですよね~
冬場は化学農薬を使用しないバラは冬眠中だから~
私の蒸留講座も、乾燥バラでもできるんですが、
やはり生バラが人気
冷凍バラにすると、細胞が壊され、
暖かい場所に持って行くと、花びらがすぐに茶色になるし。。
細胞が壊れてしまっては、
蒸留する意味もあまりないと個人的に思っています
そんな中、皇帝ネロは冬バラを特に好んだという話をします
ローマ皇帝ネロは、第五代皇帝で、
ネロのバラ狂いは有名で、
バラ好きな方なら知っている存在ですね
晩さん会やお酒の席では、
天井から来客の上にバラをどしゃぶりのように降らせたとか、
来客がバラの重みで窒息したとか、
回廊や歩道までバラの花びらで埋めたとか、
まるで、権威の象徴のようにバラを扱った方。。
バラの命のことをどう思っているのか、ちょっと引きます・・・
そして、暴君だったのだろうなぁ~と想像してしまします
ローマで冬の間、バラの供給が賄えない時は、
エジプトやカルタゴからの輸入でまかなっていたり、
ぺストゥムという、今の温室の走りになった、
陽のあたるガラス張りの部屋で栽培されたもので
まかなっていたそうです
ネロのやりたい放題が想像できる詩があって、
ナイルよ、
このローマのバラは汝のものよりすぐれている。
ナイルのバラはもはや不要だ。
ナイルの穀物を我々に送れ。
スペイン詩人 マルクス・ウヮレリウス・マルティアリス
ローマ時代の食は、現代と同じだと
食生態学者の山田博士先生からもお聞きしましたが、
バラからみても、ローマ時代と現代は、同じような気がします
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