生まれてからの息子の成長はとても緩やかで、同じ時期の子供に比べても
寝返りやはいはい、掴まり立ちなど身体的成長は遅かった

頭が大きかったし、そのうち立って歩けるだろうと楽観的な私は、不安や焦りといったものは特になかった

ただ、ふと感じた事や些細なことを気軽に聞いてくれる相手はその頃いなかった

すべてが手探りでの子育てだったのである


掴まり立ちから歩くことが出来たのも、1才をだいぶ過ぎてからだし

発話の方だって幼稚園に入る頃になって、ようやくまともに話せるようになったぐらいだ


そんな息子が1才半の時に初めて私が選んだおもちゃは、あれこれいろいろと迷った

それまで母親が買っていたガラガラや噛んで遊ぶようなものからワンランク上のおもちゃを買ってやろうと

いわゆる知育玩具の「やりたい放題」的なものを探して、店を変え、自分の足で探し廻った

そして1つのおもちゃに目がとまった

昔から積み木など何か1つの事に集中したら、時間を忘れるようにいつまでもやっていた彼に、私が選んだおもちゃが果たして受け入れてもらえるのだろうか

しかし、息子の前に広げた瞬間、そんな想いは空言だったと胸をなで下ろしたことに今では懐かしい


25センチ四方のサイコロの形に、「やりたい放題」のような電話など、触って遊ぶものが周りに着いており

形の違うブロックが8つばかりあって、それらを通す穴が一面、少し窪んで正しく置けられるところがもう一面


最初のうちは色々なものに興味をもって遊んでいたが

しばらくすると備え付けの電話などはすぐに飽きてしまい

ひたすらブロックを穴に通そうと、ガチャガチャ、ガチャガチャいつまでたってもやっていた

私がいくらやってみせても、その日は1つのブロックも通すことはなかった


まだ彼にとっては早かったのかと残念に思った次の日

昨日と同じように付属のブロックで遊んでいる息子を見て、私は目を疑った

そこに置いてあるブロックは1面の決められたところに、そして綺麗に並べてあった

何かの偶然じゃないかと、もう一度ブロックを息子の手元に置くと

それを向きを変えながら間違えずに置いていったのである

私はこの時、「天才」とは言わないながらも、この子には何らかの優れた才能を持っているのではないかと

疑問を持つようになった

そして、ただの勘違いになるやもしれないこの出来事がきっかけで、息子との接点は広がり

それ以降、父と息子との長い長い共育が始まるのであった


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