旅行中、1LDKのアパート・マンションに宿泊しておりました。

 

我が家は夫婦ともに一人暮らし経験がなく、

ヘーベルハウスで建て替えた後に子供が生まれたので、

賃貸だったらこういう間取りで生活していたんだろうなという貴重な経験でした。

 

昨今、持ち家 vs 賃貸問題がありますが、

注文住宅として建て替えて良かったなと思えるポイントがいくつかありましたので、

共有します。

 

注文住宅の素晴らしさ

1、キッチン(コンロ、シンク)

 賃貸あるあるですが、コンロが2口、シンクが小さいと自炊のストレス半端ないですね。

 やっぱりコンロは3口ほしいし、シンクの広さは重要です。

 我が家はLIXILのリシェルキッチンです。

 シンクはひろびろWサポートシンクを選んでいます。

 控えめにいって最高。

 見た目はハイブリッドクォーツシンクの方がかっこいいけど、サイズを優先しました。

 シンクが狭くて困ることはいままで一度もありません。

 

 コンロは施主支給しました。

 コンロはサイズが合えば、基本的に問題ないそうです。

 LIXILのオプションで購入すると、製造メーカー、LIXIL、ハウスメーカーの3社が関わるのでかなり高額です。(ほぼ定価)

 Amazonや楽天で購入して、設置してもらえば3-4割くらい安かった気がする。もちろん施工費はハウスメーカーに取られます。

 保証されなくても、コンロはどうせいつか壊れて交換するので、あんまり気にしなくていいように思います。

 我が家はHITACHIのN100Tがちょうど発売された時期だったので、こちらを購入しました。

 幅は60cmと75cmがありますが、75cmを選びました。

 鉄ステンレス対応のIHコンロです。

 我が家の電子レンジ(オーブン付き)は安物を使用しているので、コンロのオーブン機能を多用しております。

 今発売している上位機種はオールステンレス対応とか、スマホ対応とかもっと機能が上がっていますよね。

 同じ費用かけるなら、施主支給で良いものいれちゃいましょう。

 

 

 

2、食洗機

 食洗機がないと自炊への抵抗感が半端ない。

 コップとか少し水ですすいで乾かせばいいかなとか、誘惑に負けて手を抜いてしまうこともありました。

 その割に、乾燥ゾーンに置いておいても、翌朝乾いてない。。。

 外食じゃなくても、デパ地下やスーパーでお惣菜やお弁当を買って食器をつかわないで済むようにしたり。

 でも、ゴミが増えて、ゴミ出しが大変に。。

 

 我が家も建て替え前の家には食洗機がありませんでした。

 その時は、パナソニックの食洗機(NP-TZ500)を購入して使用していました。

 家電の優先順位4番です。冷蔵庫、洗濯機、エアコンの次くらいに必要です。

 

 もう少し安い価格帯もありますが、ぜひフライパンや小型鍋が入るサイズにしましょう。

 フライパンが入ると、料理や食事したものが全て入ります。

 一部でも手洗いが残ると家事を無くせません。

 

 注文住宅の方は、入るなら絶対60cm幅がいいです。

 どうしても入らない場合は45cm幅。

 フロントオープンは必須です。パナソニックの引き出し型はやめましょう。

 入れる順番を考えないといけないのでストレスです。

 我が家はミーレの60cm。オートオープンや洗剤の自動投入機能が付いているものです。

 洗剤の自動投入とオートオープンは必須機能だと思います。

 オートオープンさえあれば、しっかり乾きますよ。

 (溝とかに溜まった水は残っていることがありますが、これはパナソニックでも同様でした)

 

 賃貸でどんなにキッチンが狭くても、無理矢理でも設置をお勧めします。

 シンクの一部に被っても、乾燥スペースがなくなっても設置しましょう。

 

 食洗機を他人に勧めるとそんなに手間じゃないしとか言われる方がいますが、

 洗濯を全部手洗いする人なんて今の時代にいませんよね。

 

 高温の水で、中性以外の洗剤を使えるので、手洗いより衛生的です。

 子供の食器やベビー用品には大切な要素です。

 ※ ただし、滅菌はしてくれませんので、哺乳瓶等の滅菌が必要な製品は別の方法を取りましょう。

 残留洗剤が腸管のバリア機能に悪影響を及ぼす可能性があるという文献があるようです。

 これは食洗機に限りませんが、残留には気をつけましょう。

 

3、洗濯機

  実際には設置されていたのですが、縦型洗濯機で乾燥ができなかったので、

  2日に一度、コインランドリーに通っていました。

  何日か分ためてしまうと、汚れが落ちにくくなってしまうし、

  洗濯&乾燥で1時間くらいかかっていたので、

  スタートと終わりに2回いくか、待っているかで時間が取られ不便でした。

  ただ、自宅の洗濯機より容量が大きくてふわふわに乾燥できていたのは感動しました。

  我が家は建てる時に、オール電化を選んだので乾太くんは導入しておりません。

  普段はドラム式洗濯機で洗濯乾燥を連続で。

  洗濯ものが多い時はドラム式で洗濯、乾太くんで乾燥みたいのが、一番よいのかもしれません。

  我が家はHITACHIのビックドラムを使用しております。

  洗濯容量12kg/乾燥容量6kgですが、多分10kgくらい入れて洗濯乾燥しています(笑)

  ちゃんと乾燥容量守るとしわありませんが、いっぱい入れてしまうとシワが残りますね。

  洗剤の自動投入は本当に便利。

  贅沢いうともっと乾燥容量増やして欲しい。

 

  ここで余談。

  Switchbotから、洗濯機の下に設置するロボット掃除機用の水交換ステーションが発売されています。

  最近のロボット掃除機は水拭きもできる。

  その水拭きのきれいな水と汚水を自動給水/排水するタンクがついているモデルもある。

  この水交換ステーションはタンクではなく、水道管から給水し、洗濯機の排水とともに排水も自動でやってくれる。

  おまけで、Switchbotの加湿器もこれに対応している。

  お掃除ロボットが水を加湿器まで配送してくれる神機能。

  次に購入するお掃除ロボットはこれ対応にするつもり。

  でも、ここで思うところが。もういっそ洗濯機一体型がでないかな。

 

 

 

4、ビルトインガレージ

  やっぱり便利ですね。 

  もはや玄関から遠ければ遠いだけ荷物を運ぶのが大変。

  ビルトインガレージなら玄関さえ通らず、窓から荷物の出し入れができる。

  なんならシャッター閉めていれば、荷物出し入れしている間、子供も放し飼いにできる。

  子供が二人いると夫婦の片方が子供のめんどうをみていると、もう一人が荷物運び。

  ビルトインガレージなら二人で荷物運びができる。

  希望している人はつけて損がない設備だと思います。

 

5、お風呂

  お風呂は追い焚き機能がついていれば、正直あんまり変わらないかも。

  広さが一定以上あれば、そんなに便利さは変わりませんね。

  ただ、掃除の手間は変わるので、ぜひ掃除は自動に。

  TOTOのきれい除菌水の床ワイパーや浴槽清掃機能がついていると理想。

 

6、部屋の数

  1LDKでは、LDKと寝室という使い分けになってしまいます。

  まあ、最低限の機能として十分でしたが、

  子供部屋と寝室、リビングの間が一定の防音できていると理想です。

  子供が寝た後にリビングで色々作業している時に音を気にしなくていいのは嬉しい。

  また、子供が寝る部屋と夫婦の寝室が別だと色々音が気にならなくていいですよね。

 

さすがに1LDKと自宅では広さが違うので、仕方ない部分はたくさんあります。

我が家のローン返済が月19万円くらい。

都内(23区内)で広い2LDKとかを借りたら同じくらい。ヘタをすると1LDKでも同金額くらいかな。

我が家は繰り上げしなくても定年までに返済できるように30歳前半で家を建てました。

子供が生まれる前で、家族構成が未確定だったけど、子供は2人を希望していたのでそれを元に計画。

35年ローンで、大体65歳の定年で返済が終わる予定です。

 

住宅ローン控除や団信の効果を最大限活かすにはもう少し年収が上がり、病気リスクのでてくる40歳くらいが理想なのかも。

ハウスメーカーの担当者いわく、お客さんのボリュームゾーンは40代のよう。

子供が小学生になるタイミングなど。

 

ハウスメーカーとの打ち合わせも大変なので、

子供が生まれる前、子供が少ないうちに注文住宅を考えるのもありです。

子育てしながら注文住宅の打ち合わせしている方尊敬します。