【今を見て昔を思い出す】 | やさしい一日ライフ

やさしい一日ライフ

一日が楽しかったり、嬉しかったり、周りに思いやりをもって、毎日を充実できたらいいなと思います、決して大それたことではなく、日常でほっこりする事などをブログにのせてみます


(東京新宿髙島屋)

1962年の8月の平均気温は【26.6度】だったそうです、それでも暑かったし、家にクーラーがないので、子どもは全身(あせも)だらけです

寝る時は戸を全開にして、蚊帳をつります


当時の百貨店はその屋上に遊園地があり、そこに連れてってもらえる事をかなり楽しみにしていました



最上階にはどの百貨店も大食堂があり、ここでは決まって、子どもは【お子様ランチ】か【オムライス】を注文します



大人はライスカレーです
カレーライスではありません
カレーライスはカレーとご飯が分かれている物を指すそうです

ライスカレーは、子どもには辛いので食べれませんでした

当時のデザートは大人も子ども決まって我家では【クリームソーダ】を注文していました、私の母親は田舎から都会に出て来て、初めてクリームソーダを食べた時に(世の中でこんなに美味しいものがあったなんて)と思った事を口にした事を思い出しました


その時の表情がとても無邪気だったのを思い出しました

(昭和29年の母親)

そんな思い出から半世紀が経った今、今日の気温は33度、今週は更に暑くなるとの事、百貨店の屋上に遊園地は無く、大衆大食堂はない今、昔が懐かしくて目が(うるうる)した瞬間です、半世紀、親や親戚を始め、本当に色んな人にお世話になりました

やさしい一日ライフ
小川正幸