ダンパーの取り付けをしました。
ダンパーの全長調整をしつつ、バンプ・リバンプストロークを確認しながらの車高調整をします。
このダンパーは、全長調整式のストリート用ですね。
舗装で遊ぶ予定なので、ストリート用のダンパーを使います。
バネは、手元にあるのを使うので、バネレートは前後共に8キロにします。
中低速メインで、ラリータイヤを使いますので、こんなもんですかねと。
まあ、バネレートは適当なんですが、ダンパーのストロークと使うバネのストローク長については、確認してます。
舗装用のダンパーは、ほとんどが全長が短め(=足の伸びが短くなる)となってますね。
それは長くする必要が無いからだとは思いますが…………
舗装と言っても、うねりや荒れてる林道で使うので、全長を調整出来る範囲で長くして足を伸ばし、バンプストロークとリバンプストロークが約1対1程度になる様にロアシートを調整しながら、車高をチョイと低めに決める作業をするのですが、結構手間なんですね~
暑いと尚更ですね
わざわざ全長を長くするところが一般的でないのかなと……
で、ただ足を伸ばしただけでは、バンプ・リバンプストロークがとんでもないバランスになってしまうんですね~
先ずは、リアから調整します。
全長は、このダンパーの長く出来る範囲で長くしてみます。
バネは、8キロで自由長160ミリに100ミリのヘルパーの組み合わせです。
バネの有効ストローク長はダンパーのストローク長より大きいので問題ないですね。
リアは、荷重が軽いのでヘルパーを使わないと車高下げとストロークのバランスの確保が難しくなりますね。
バンプとリバンプは、バンプラバー分を控除したストローク長で調整します。
簡単に説明すると、ダンパーを組んで、車体を着地させた状態をバンプ・リバンプの変化点として、バンプストローク長とリバンプストローク長が同程度となるように調整します。
調整後のジャッキアップした状態です。
タイラップの位置が着地時の位置になります。
こんな感じですかね~
この、割合を守りつつ、車高が若干低めに決まるところに主にロアシートの調整をします。
この作業を数回繰り返します。
伸びた状態。
着地状態。
次は、フロントですね。
バネは、8キロで自由長203ミリに70ミリのヘルパーの組み合わせです。
作業前の仮に取付してた状態です。
ヘルパー無しでした。
タイラップが変化点です。
リバンプストロークがチョイと短いかなと…………駄目ですね。
この状態から、リバンプストロークを確保しようとすると、ヘルパースプリングが必要になります。
ヘルパーを組んで、全長を範囲内で最長にして、リアと同じ作業ですね。
繰り返すこと数回

伸びた状態。
上側のタイラップの位置がバンプタッチ
下側のタイラップの位置がバンプ・リバンプの変化点になります。
着地状態。
フェンダーが無いので見やすいです。
フロントの結果は、こんな感じです。
車高は、リアに合わせてます。
フェンダーが付いてないので、何かピンときませんが、サイドシル前後の地上高でバランスはとれてます。
アライメント調整は次回以降っスね。
バネレートや他の微調整は、走らせてみてからですかね。
作業ついでに、フェンダー内の補強バーを取り付けてみました。
1ヶ所穴を開けて、ボルトオンですね。
これも効きそうですね。
次は、何しましょうかねと……