「空売り残高」とは、信用取引で空売りされたまま、買い戻されていない売り建ての累計(残高)のことです。売り残と略されることもあります。

また、信用買い残高(買い残)と合わせて「信用残高(信用残)」と呼ばれていますが、この信用残高から株式の売り買いの需要を読み取り、取引のタイミングを探ることが可能です。




信用取引の残高は、買残と売残どちらも、決済期日までに反対売買される株数を表しています。上の表を見ると前週比で売残が増加し、買残が減少しているので、「将来の買い需要が高まる一方、売り需要は細くなった」と解釈することできます。

貸借倍率とは、信用取引でまだ決済されてない買い建てと売り建ての株数の倍率で、株価の動きを予測する上で一つの指標になります。【信用買い残高÷空売り残高】で算出します。

この例では貸借倍率が185.85倍になっています。

信用買い残高が空売り残高を大きく上回り、1倍を大きく超えている状態では、株価は上昇しづらいという判断ができます。ちなみに、信用買い残高と空売り残高の株数が拮抗し、信用倍率の数字が1倍台または1倍を割ってくると、株価は上昇しやすいという見方をします。