Monopoly 1 | あやっちのブログ(AKB48&欅坂・櫻坂46&乃木坂46妄想小説)

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夢小説書いてます‼︎
投稿は不定期なので気長に待って頂けたらと思います^ ^



あやっちです!!

マグカップとシンクはまだ終わってませんが、、

新曲のMonopolyのMVが出たのでそれにちなんでのお話を書かせて頂きました!


Wセンターである、、


『かきさく』の2人がメインとなります。


マグカップとシンクと同時進行で行なっていくのでお楽しみ〜^ ^







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私の名前は遠藤さくら


とある女子校に通う1人の生徒


私はある人を独占するために毎日策士を行なっている。


賀喜「さく〜!!おはよ!」

遠藤「おはよ。」


賀喜が笑顔で遠藤の隣に座る


賀喜「ね、ね!昨日の課題が終わってなくて…良かったら…」


上目遣いを使って遠藤に媚びる賀喜

課題が終わってない賀喜だが、遠藤に助けを求めることは日常茶飯時だった。

それをわかっている遠藤は微笑みながらノートを取り出す


遠藤「いいよ?笑どの課題?」


賀喜「流石〜さく〜!!古典なんだけど…」


それから遠藤はホールルームが始まるまで賀喜に古典を教えた。



賀喜「ありがとう!!やっぱりさくは頭もいいし、優しいし、それに可愛い‼︎もう友達になれて最高だよ!!」


賀喜は私をいつも頼ってくれる

それが私の狙いとは知らずにいる。


遠藤「フフッ笑そんな事言ってないで早く席に戻りな?また奈於ちゃんに怒られるよ?」

遠藤の隣は賀喜ではなく弓木奈於の席であった

賀喜はその1番後ろの席にある


賀喜「大丈夫だよ!奈於ちゃんいつも遅刻ギリギリで来るからさ笑」


そう言っている間に大声を出しながら私たちのもとに来る弓木


弓木「こらー!!かっきー!!誰が変人じゃい!!」

誰もそんな事は言っていないが彼女にはそう聞こえたみたい…。


賀喜「やばっ!じゃまたね!」

遠藤「うん」


ニコッと笑いながら手を振る







キンコーカンコー




賀喜「ねぇ、さく!!学食は何食べる?」

遠藤「あー…ごめん、、今日食欲なくて…」

賀喜「えっ…大丈夫…?保健室いく?」


これも彼女の気を引く作戦だ。


遠藤「ううん。大丈夫だよ。かっきーはみんなとご飯食べて来な?」


賀喜「でも…」

ちょうど教室を出た田村真佑と弓木奈於、清宮れレイが通った


田村「あっ、かっきーたちも学食行こー?」

賀喜「あっ…」


困った顔をする賀喜は遠藤の方を見る。


遠藤「ごめん、、私、乃木先生に呼ばれてるから先に行ってて?」


田村「そっか!じゃーかっきー行こー?」

賀喜「あー…うん」


賀喜の心の中でなぜ、さくらは嘘をついたのかモヤモヤしていた。



それも私の狙い通り


今の賀喜を惑わせるためにもう一押し…


賀喜は田村達と一緒に歩き出すが、後ろから腕を掴まれたため後ろを振り向く


賀喜「?」


掴んでいるのは当然、遠藤だった。

遠藤は何も言わず微笑みゆっくりと手を離した


弓木「かっきー?どうしたのー?」

清宮「早く行かないと席がなくなるよー?」


賀喜「…あっごめん!!今行くー!」


田村達の方に振り向き直し、また遠藤の方へ振り向くがそこには遠藤の姿がなかった。








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賀喜の最後の顔を思い出して笑みが溢れる。




遠藤「フフッ…」

筒井「悪い顔してる笑」

遠藤「え?そう?笑」


保健室に入るといつも保健室通いの筒井あやめがいた

筒井とは幼馴染なため私の性格もよく知っている



筒井「またかっきーにイタズラでもしたんでしょ笑」

遠藤「してないよ笑」


筒井「どうだか笑。まぁわからなくないけど。…かっきーってなんであんなに素直…というか疑いを知らないのかね」

遠藤「そこがいいんじゃん笑そのピュアさを(賀喜遥香という存在を)私が独占したいんじゃん?笑」


筒井「プッ…さくとは付き合い長いけど、これだけは言える」


遠藤「なに笑」


筒井「絶対、敵に回したくない笑」


遠藤「それ、どういう意味?笑」

筒井「そのままの意味でーす笑」


そう言って保健室のベッドで横になる



遠藤「あやはさ?教室来ないの?」

筒井「んー気が向いたらね?」


筒井は布団に潜りながら喋る

遠藤はその横に座りながら喋る


筒井「なんでそんな事聞くの?」

遠藤「んー…さぁ?笑」


あやがいたらもっと面白くなりそう…なーんて本人の前では流石に言えない。

だが、その企みも筒井がわかっているのか…

ベットから起き上がり、わざと知らないフリをして遠藤から聞き出そうとする。


筒井「なになに?気になるじゃん?笑そんなに私のことが心配なの?笑」

遠藤「…」


見え透いた嘘がわかるのか冷たい視線を筒井に向ける


筒井「わー、こわー。冗談でーす」


再び、ベッドに潜り込む筒井



遠藤「…」


筒井「あっ、聞いてみたかったんだけど。なんでかっきーを独占したいの?独占なんかしなくてもかっきーはいい子だし。さくのこと『普通』に好きだと思うよ?」


その意味は『友達』としてなのだろう。

実際、かっきーは私のことを良き友人『友達』としかみていない

良き友人でも『たった1人しかいない』や『大切な人』まではまだ、含まれていない。


私はその1人しかいない『大切な人』として見てもらうために策士を続けている。


賀喜遥香という存在を私だけのものにしたい。




だが…

賀喜遥香はとことん鈍感な子で全くもって気付かない…


天真爛漫に好きなことには飛びつくが、それが私だけには向かない


賀喜は優しいが上にみんなと仲良く・平等に接したいと思う人だから、特定の人といつも一緒にいるわけではない


こうやって気を引く他が今はない



筒井「んで?なんでなの?」

遠藤「えっ…あー…、あやには秘密」

筒井「えー、もぉ…そろそろ教えてくれてもいいじゃん」


遠藤「んー。なら、教室来てね?笑」



悪魔の笑みを向ける遠藤



筒井「うっ…考えてみまーす」



そう言って眠りについた。