響とねる | あやっちのブログ(AKB48&欅坂・櫻坂46&乃木坂46妄想小説)

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夢小説書いてます‼︎
投稿は不定期なので気長に待って頂けたらと思います^ ^





鮎喰響とねるの出会い書いてみた!





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てち…いや、響と出会ったのは、仕事終わりの電車の中だった


ねる「もしかしててち?」

響「?」

てちに似た響は首を傾げたが、手に持っていた本を読み始めてしまった


ねる「こんな所で会うなんて偶然だね!もしかして仕事終わりなの?」


響「……」


ねる「てか…その格好どうしたの?普段メガネなんかかけないし…」

響「……」


今の響の姿は制服に眼鏡と地味な感じだった


ねる「ねぇ聞いてる?」

ねるは響の腕を掴むと響はねるの事を睨み返した


ねる「な、なに…」


響「邪魔、しないで」

ねる「邪魔って…どうしたの、てち!」


響「私はてちじゃない。あなた、誰かと勘違いしてるわよ?私はあなたの事なんか知らない。」

ねる「へ?」


…電車が止まります…



響「じゃ…」



響とはそこで別れた


ねるは夢だったのだろうか…と思い、直ぐ平手に連絡した

だが、平手は今日は休みらしくずっと家にいたらしい…


ねる「じゃ…あれはてちじゃなかったの?」




でもすごくてちに似てた…

また会ってみたい、そう思ってはいたが早々会うことはなかった




久々の休みが出来た為、ねるは本屋さんに向かった


すると、数ヶ月ぶりに響と出会った




ねる「あっ…もしかして…」



ねるはてちに似た響に話しかけた


ねる「こんにちは!」

響「……」


響は本に夢中なのかねるの声が聞こえてない様子だった


ねる「ねぇってば!」


ねるは響から本を取り上げた

驚いた響はねるを睨みつけた


響「なんていうことしてくれるの。」

ねる「だって…こうでもしないと気付いてくれないと思ったから…」

響「……返して」


いつもの響なら女の子でも手を挙げるがそうはしなかった


その理由にねるは謝りながら素直に本を響に返したからだった



ねる「うん…」

響「……」



ねる「その小説私好きだよ?」

響「え?」


ねる「とても悲しい物語だけど…その小説を書いた人の強い魂を感じる。私達みたいな子供でもチャンスはある…諦めるなって訴えかけるような思いを感じる」


響「そう…だね///」


ねるの意見に響もまた同じような事を思っていた

それが嬉しかったのか、嬉しそうに笑っていた




ねる「小説好きなの?」

響「うん///…読むのも書くのも好き///」


ねる「小説書くの?今度私にも読ませてよ!えーっと…名前は?」



響「私…鮎喰響」


ねる「鮎喰響…珍しい名前だね?笑。私は長濱ねる!よろしくね!響ちゃん!」

響「うん」



それから響と会うことが多くなった

響はねるがアイドルだと知らなかったが、学校でねるの事を聞いて驚いた

だが、響にとってはそんな事関係なかった


響はねるの前ではいつもと変わらないようにしていた



今日はねると会う日

だけど、ちょっと不機嫌な響にねるは困っていた



ねる「えっと…」


響「……」


ねる「ちょっと⁉︎勝手に帰らないでよ‼︎」



響「今日は用事があるから帰る。」


ねる「用事?それってなに?」


響「発売日…」


ねる「もしかして小説?」

響「…うん」


ねる「ッ…ねるも行くっ‼︎」


響「えっ⁉︎…」

ねる「ねるも本が好きだから行く〜!」


響「仕事はいいの?貴方、アイドルなんでしょ?」


ねる「あー…まぁ…」


知ってたんだ…笑


響「だったら私みたいな一般人といない方がいいわよ」


ねる「なんで?」

響「アイドルは夢や希望を与える仕事。でも私はごく普通の高校生だから。」

ねる「なんか嫌な言い方…んでも別にいいじゃん?響ちゃんとは友達なんだから」

響「友達…」


ねる「私の他にもいるでしょ?友達?」


響「……」



ねる「え…なんか聞いちゃいけなかったかな…」


響「いる…」


ねる「そ、そうだよね…」


響「ねると友達って思っていいの?」

ねる「え?」

響「ねるは遠い存在の人。私なんかが…」

ねる「ふふっ笑」


響「なに?私なんか変なこと言った?」


ねる「響、なんか勘違いしてない?」

響「勘違い?」


ねる「私だって響と同じ人間だよ?笑ただテレビに出てる女の子なだけであって、みんなと変わらない」


響「そうだけど…」

ねる「私は響と一緒にいたい。だめ?」

響「ッ…私も…同じ」


ねる「なら一緒に行こっ!」


響「うん。」





















                                                    おわり