彼岸花の迷信と花言葉 | プリザーブドフラワーと日々の暮らし

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趣味の?プリザーブドフラワーアレンジを楽しんでいます

暑い夏の日が過ぎて、涼しい風が吹き始めると
真っ赤な花が咲き始めます。
秋のお彼岸はあっという間に過ぎましたね

 

彼岸花といえば 

曼珠沙華(マンジュシャカ)北原白秋作詞 山口百恵さんの歌を連想しますね

「曼珠沙華」とはサンスクリット語で「天界に咲く花」

「見る者の心を柔軟にする」という意味。

「赤い花」「天上の花」として、めでたい兆しとされることもあります。

彼岸花の花言葉は "思はあなた一人"
不思議な生態の花で
花が枯れてから葉が茂ります。


葉は花を想い、花は葉を想う。
一途な愛のような情熱の花です。

 

真っ赤な花火のようなイメージのある彼岸花ですが

白や黄色、最近はピンクやオレンジ色のものまであります。
赤い彼岸花は「情熱の花」として有名ですが

墓地に植えられているからでしょうか

「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」などの

ちょっぴり悲しい花言葉も持っています。

白い彼岸花は「また会う日を楽しみに」「想うはあなた一人」

赤の彼岸花よりも前向きな感じがします。

前を向くためのお墓参りに、白い彼岸花が咲いていると素敵ですね。

綺麗な色とポジティブな花言葉も持つ彼岸花ですが

やはり「不吉な花」としてのイメージは強いので自分で愛でる分には

綺麗でいいと思いますが
他人への贈り物には向かないんですね。

 

白い彼岸花は、「シロバナマンジュシャゲ」 「白色の彼岸花」の花言葉
また会う日を楽しみに・想うはあなた一人

 黄色の彼岸花は「ショウキズイセン」と呼ばれるヒガンバナ科の花です。
花言葉
悲しい思い出・追想・深い思いやりの心・陽気・元気
他の色の花言葉と違って、明るく前向きな言葉ですね。

彼岸花には花・茎・葉・球根、すべての部分に毒があります。

中でも特に強い毒を持つのは球根の部分です。

植物に含まれるのは主にアルカロイドという毒。

その種類はとても多く、彼岸花には約20種類のアルカロイドが含まれています。
誤って食べてしまうと吐き気や下痢を起こし

重症の場合は中枢神経の麻痺を起こして死に至ることも。
「食べると彼岸行き」という意味で「彼岸花」と呼ばれているようです。
彼岸」=「あの世(死)」から不吉な言葉をイメージする別名がたくさんあります。
良いイメージとは言えませんが

たくさんの別名があるということは

それだけ人々に親しまれてきた花ということではないでしょうか。

又迷信で撮影してはいけないと言われているのですが

そう言うこともなく撮影okです
他の呼び名としても、葉見ず花見ずと言われていて

不気味がられていたのだそうです。

それとは真逆に、田舎の畑の農作物の守り神とされてきたのです。
毒が小動物を遠ざけるためなんです。


未だ咲いているヒガンバナの見どころは、

巾着田【埼玉県】県営権現堂公園
営業時間:8時00分~17時00分