神話
キリストが誕生した日、
羊飼いの貧しい少女が
聖母マリアのもとへ祝福に訪れました。
少女は、何か捧げものを…と探したけれど
寒~い冬で
1輪の花すら見つけることができず、
がっかりして涙を流しました。
その少女の涙が種となって
その種から芽が出て
バラのような真っ白なクリスマスローズ
を咲かせたのです
少女は幸せに満ち、
その花を聖母マリアと
幼子キリストへ捧げましたとさ。
冬の大地で自生し
積もった雪を持ち上げて開花する強い花で、
別名「雪起こし」
英語ではLonten Rose「レンテンローズ」
Lenten”とは、キリスト教の
復活祭前の40日間を言うのだそう。
ヨーロッパでは「根が黒い植物」ということから
「ニゲル」
食べると死に至ると言われているのに、
根は薬用になっているんですよ
•強心
•吐剤
•下痢
に用いられています
とっても可憐で可愛らしい花なのに
この黒い根は有毒なんですョォ