いつからかわからないけど、たぶんわりと幼い頃から強くてカッコいい女の人に憧れていました。
可愛らしいついかばってあげたくなるような女の子にはあまり魅力を感じなくて
凛々しくて潔い女の人に憧れがありました。
高校生くらいの時は「将来は一人でバーカウンターに座れるカッコいい女の人になるんだ!」と思ってましたねw
群れない、1人でも堂々としている人になりたかった。
バリバリのキャリアウーマンに憧れてました。
賢くて、凛々しくて、媚びずに、堂々と
男の人と肩を並べて生きたかったから、
仕事でのステイタスを得る事が欲望の一つでした。
そして、外見もカッコよく美しくいること。
SUITSを見ていた頃は、当時の職場で努力しても努力しても認めてもらえないと悔しい思いをしていた時。
今思えば、確かに努力していたし仕事もバリバリやっていたかもしれないけど、
自分に厳しいのは良いとしても、人にも厳しかったし、厳しいという限度をこえてストイック過ぎたのが、他の人から見ていて堅苦しかったり暑苦しかったりしたんだと思う。
あとは「評価して!して!」と私を認めてくださいよ!という悪臭を放っていたんだと思う。
…でも当時の私にはそれがわからなかったし、当時はとても苦しみました。
あとは、いまのように「カスタマーハラスメント」という考え方がまだなかったので、
顧客からの悪質なクレームも当時はよくあって、その矢面に立つ事で、どんどん人としての尊厳が削られていきました。
そんな頃にSUITSに出てくる女性達をみて力をもらっていました。
そこに出てくる女性たちはみんな強くて自分に誇りを持っていて、理不尽な事にはしっかり闘う。
過小評価されたり、蔑ろにされたら、黙っていない。
…そういう姿がとてもまぶしくて、もっと職場の中でのし上がって行くんだ!と自分を奮い立たせていましたね
…結局。その場所でわたしは自滅。
頑張っても報われないという挫折に打ちひしがれて、鬱状態になってみじめな思いを抱えて、逃げるようにその職場を去りました。
カッコいい女性になれなかったな…
私には無理なんだな…
女だったらもっと可愛らしくて、思わず人が助けたくなるような弱さを見せた方が良かったんだ…
この頃から私は自分の全てが間違っていたと思うようになって
カッコいいよりも「かわいい」で生きていかなくちゃだめなんだ…と。わたし間違ってた…と思うのです。
…ただ、その時ですでに40代中盤なので、カワイイを目指しても気持ち悪いだけ
なので、わたしは自分をどう表現していいかわからなくてさらに迷走しました
そうやって憧れていたSUITSに出てくる女性たちの事は忘れていきました。
…思考が0か100の極端な女なのでほんとに不器用なんです
そんな経緯を経て、最近またみているSUITS。
やっぱりカッコいい女性が好きですね。
凛々しく美しい人が好きです。
幸い、もう男ウケを気にする事もない年齢だし、
唯一無二のパートナーもいるから、人からどう見られるかなんてもう気にしない。
徹底的に自分の憧れを追いかけたい
凛々しくて美しい人でいる。
私は強い。
わたしは負けない。
万人受けしなくて全く問題ない。(物好きな人だけどうぞよろしく)
潔くカッコよく生きるんだ。
…ってことで、1年くらい行ってなかった美容院を予約しました。
ヘアスタイルから変えて、
あとはブヨブヨになった身体を絞って
垂れ下がった顔を引き締める。
最近の自分の見た目が嫌すぎて、写真に撮られるのが嫌で、たまに写ってしまった写真の中の自分を見ると本当にみじめな思いでいました
パートナーは一緒に写真とりたい人なので、もっとたくさん一緒に写真とれるようになる
とりあえず。ダルダルの身体を少しずつましにしていくために、体重計にのる事から始めます