治療1日目

ずっと、尿が出ていなくて、モニターが付く。

3:25 嘔吐する爆弾(黄色の胃液)

すぐに寝るぐぅぐぅ


2年目看護師Eさんより

6:00まで待ってみて、尿が出なかったら、採血します。


5:00過ぎ 看護師Eさんがあおにたくさんの尿が出ている事を確認
(あ~、良かった・・・化学療法が出来る・・・とホッとした母でした)

5:00過ぎ 2回嘔吐する爆弾爆弾(緑色の胆汁)

5:25~ 再び、寝るぐぅぐぅ

7:00前 当直H先生、採血

吐き気止め「カイトリル」を入れてもらう。

ステロイド「デキサート」(=デカドロン)を入れてもらう。


部屋持ちベテラン看護師Mさんより

まだ、治療薬が来ていないので、先にケアを済ませたら・・・と思います。


9:00前 「ねむたい・・・」

 痙攣止め「テグレトール」内服

血圧の薬「レニベース」「ノルバスクOD」「ディオバン」内服

利尿剤「ラシックス・アルダクトンA」内服

9:10前~13:30過ぎ 寝るぐぅぐぅ
10:10~10:45 母はシャワーへ行く

抗ガン剤「エトポシド(=ラステット)」が入る。

男性医師Y先生。W先生に来て頂き、病状説明あり。


ベテラン看護師Mさんより

ひたすら寝続けるあおを起こす方が良いのかどうかを聞いてみると
このまま寝かせてていいですよ。赤血球を今日輸血する予定ですが、
貧血で起きたくても起きられないと思いますので・・・。

13:00~14:00位に昼の内服があるので起こしてみて、
昼から赤血球を輸血すると体が楽になると思いますので、
さっとケアをしましょう。
もし、起きれなかったら、体ふきにしましょう。

赤血球が入ると元気になって起き続けて、
夜に眠れなくなるかもしれませんが・・・


「赤血球」を輸血してもらう。


ベテラン看護師Mさんより

今までも「アタP」を入れずに輸血しているので、
今日も同じように輸血します。

化学治療をしてもしなくても、メリット・デメリットがあり、
化学治療をすると腫瘍にも効いて楽になるけれど、
ほかの臓器にダメージを受けてしまい、治療中に食べれなかった子供は、
外来になってもなかなか太れない子が多いです。

体が食べない事に慣れてしまったり、胃(お腹)が小さくなっていて、
少しずつ大きくしていかなくてはいけないので、食べれるようになって
太れるようになるまでに時間がかかると思います。

大人より子供の方が体が強い分、大量の薬を使いますので、
その事によって弱ってしまう事もあります。

腫瘍の動きも、大人より子供の方が細胞分裂が活発な為、早いのですが、
よく薬も効きやすいです。

赤血球を腫瘍が取っていって、値が下がってきたのでしょうね・・・。


「だいすき!あんぱんまんのえほんは・・・!?
「せんぷうきは、かぜがくるの~!?
「ままごと、ちょうだい」

あお「あおちゃんのてパーどう!?
ベテラン看護師Mさん「あったかいね~。あおちゃん、大丈夫!?
あお、首を横に振る。

13:50 体ふき

ベテラン看護師Mさんより

体がむくんでいる様子はないです。

嘔吐がなければ、浣腸はもう1日待っても大丈夫だと思います。
もし、嘔吐するようだったら、その時は浣腸しましょう。

心拍数は起きていると上がるとは思います。

痛み止めのテープ(デュロチップ)は、3日ごとに貼りかえます。


DVDCDをみる。

15:00~16:50 再び、おひるねぐぅぐぅ

17:10~17:50前 またまた、寝るぐぅぐぅ
「おかあさん、ままごと・・・」

DVDCDをみる。

18:40~ また、寝るぐぅぐぅ

胃薬「ファモチジン」を入れてもらう。

23:40 1度起きるけど、再び寝るぐぅぐぅ

 
血液検査結果
白血球 6,300ダウン 赤血球 7.4ダウン 血小板 53,000ダウン
炎症反応 19.76かお LDH(細胞増殖) 1,299かお