痙攣止め「フェノバールエリキシル」「テグレトール」内服
酸性予防「ザイロリック」を内服
吐き気止め「カイトリル」とステロイド「デカドロン」をを入れてもらう。
あお「おしるのうえは」「おしる」(おかゆの事)
母「お米は元気が出るよ」
あお、がんばるぞ!という感じで右手を上にあげていた。
「あおちゃん(りんご)だいすき」「おかあさんは」「たべてごらん」
胃薬「アルタット」を入れてもらう。
「あおちゃんのてどこ」「あったかい」
点滴が鳴って、看護師Hさんが来てもらった時
あおはうーたんマイクで手遊びをしながら"いないいないばぁ"したり、
つかまり立ちをして、そしてそこから座る所を疲労。
看護師Hさんにすごくほめてもらって嬉しそうに笑っていたね
出血性膀胱炎防止「ウロミテキサン」を入れてもらう。
抗ガン剤「エンドキサン」が入る。
「あおちゃんのすきないないいないばぁっ」「うたえる」
部屋持ち看護師Kさん「おにいさんは」
あお「おにいさんじゃないよ」と言われて
Kさん「おねえさんは」
お風呂 沐浴室で水遊びのようにバシャバシャして嬉しそう
抗ガン剤「ラステット」が入る。
「おそとあかくならん」(天気が晴れない)
「あんあんあんぱんまん やさしいきみは
いけ みんなのゆめま~もるため~」とあおは歌い、
「あんぱんまんのおかお」「もてた」「なくなった」
12:17 目が30秒位左に寄る。
あおがじぶんから「うどん」「おしる」と欲しい食べ物を言ってくれた。
「おなかいたい」多めのウンチが出たら「おなかいたくない」
お昼の薬を直接口の中に入れて白湯でゴックン出来た。
お母さんが「よく出来ました」と言うと、あおは拍手してたね
「おわった」「つよい」「できた」
13:24 目が左に寄るものの、あおの反応はあり。
「しんどい」と言って横になる。
「あんぱんまんだいすき」「おかあさんは」
抗生剤「ミノサイクロン」を入れてもらう。
15:38 目が30秒位左に寄る。
お母さんのあくびを見付けて「あくびでた」
抗ガン剤「シスプラチン」の抗ガン剤が入る。
ベッドの横の柵につかまり立ちをして、ピース
「かっこいい」「にいちゃんみたいね」そしてクルッと半回転
18:29 目が30秒位左に寄る。食べて口を動かしていた。
21:10 痙攣 約2分間
担当医K先生のお話
赤血球(ヘモグロビン)が少ないですが、血小板が上昇していて、
まだ回復傾向があって安定すると思うので、
また、治療をして骨髄抑制がかかって値が下がったら、
今回は赤血球の輸血もあるかな。
腎機能・肝機能も落ち着いてますし、炎症反応(CRP) も横ばいなので、
4/27の血液検査で変わりがないようなら、「ミノサイクリン」を中止して、
抗生剤を変更します。
あお○ちゃんの腹水については、ほとんどなく、普通の人と同じです。
(普通の人にも腹水がある事も・・・。下痢をしても腹水が増えます。)
~ガンワクチンの治療法の確立について~
K先生の答え「されていません」
抗ガン剤治療で効く人はする必要はありません。
再発しやすいとか、腫瘍が少し残っている場合に予防的にする事があります。
腫瘍が大きい状態では効かないので、抗ガン剤治療をして全ての治療が終わって、
最後に再発予防か治療全てした後も良くならない時にお試しでする位です。
ガンワクチンの治療は、大人のガンに対してする事がほとんどで、
子供に対してする事はほとんどなく、
血液系のガン(悪性リンパ腫や白血病等)にしていることが多いです。
(場所は、大阪大学病院か東京の私立大学病院で・・・)
子供でも、14才~15才なら、悪性リンパ腫や白血病等のガンワクチン治療を
したという報告もありますが、小さい子供さんでしたという報告は聞いていません。
(「神経芽腫のガンワクチン治療については調べてみます」と担当医K先生が言われていた)
ガンワクチンの治療は保険適用外なので、自費になります。
日本大学病院(東京)が神経芽腫専門の所です。
ガンワクチンを接種して抗体を作り、出来た免疫力でガン細胞をやっつけます。
(大きな腫瘍には効かないので、小さな細胞なら効くかも・・・)
大学病院の方で、ガンワクチン治療に関して、成功例しか報告を出さないので、
どの位効果があるのかは分かりません。
ガンワクチンによってアレルギーが出る副作用があります。
~神経芽腫の治療について~
薬品名 エンドキサン 商品名 シクロホスファミド
薬品名 ラステット 商品名 ビンクリスチン
薬品名 ピノルピン 商品名 ピラルビシン・テラルビシン
薬品名 シスプラチン 商品名 シスプラチン・ランダ
※商品名は、薬品会社によって変わります。
「ラステット」は1つ古い薬で、最近は大人になってからの事や
(小学5年生くらいからの)晩期障害の事も考えて
「オンコビン」を使う事も増えています。
あお○ちゃんは腫瘍が大きい為、1番よく効く「ラステット」を選びました。
大人になってからの事よりも、今治す事の方が大事なので・・・。
「オンコビン」を使っても晩期障害が出る人はいるし、
「ラステット」を使っても晩期障害が出ない人もいるので・・・。
~晩期障害として~
身長が伸びない
不妊症になりやすい(移殖した人は可能性が高い)
生理がない
(生理がないと骨粗鬆症になりやすいので「エストロゲン」というホルモンを入れて
生理が来るように治療します)
2次ガン(治療に伴って良い細胞も破壊されるので、それがガン細胞になって、
骨など治療した所以外に出来る事)が10才前後に出る事がまれにあります。
白血球 6,300 赤血球 8.4 血小板 195,000
炎症反応 2.63→ LDH(細胞増殖) 487