カンファレンスルームにて 14:15~15:10まで
副看護師長Oさんも同席
担当医K先生のお話
~CT結果~
頭への転移はありません。
ずっと右鎖骨の所を痛がっていたので、気にして見ていましたが、
転移は考えにくいと思います。
CTで骨の腫瘍まではわからないのですが、もし骨転移していたら、
CT上も骨が溶けている画像が出ますし、
腕が動かなくなったりするはずなんですよね。
あおちゃんにはそういう症状はありませんし…。
初発の時に転移していた左鎖骨リンパ節からも、また腫瘍が出てきています。
大きさは初発と同じ2㎝です。
技士さんの見解は、胸は腫瘍が大きくなっている所と小さくなっている所があります。
原発近くの腫瘍は、器管に沿って腫れていて、1つ1つは大きくなっています。
右腎臓は腫瘍による圧迫で水が溜まっていて、
水腎症(漢字に自信ありませんが…)になっています。
腎臓は2つあるので、右が機能しなくても、左は機能していますので、
尿を出したり、日常生活には支障ありません。
原発近く腫瘍の大きさは、6.376㎝×3.823㎝で、前回は、5.626㎝だったので、
約1㎝大きくなっています。
肝転移 腫瘍が大きくなって数も増えてます。
肺転移 少し大きくなっています。
~昨日の採血結果~
白血球は、3,700まで上がりました。
赤血球は、8.3まで下がっているので、外泊する事を考えると、
輸血する方が良いので、今入れています。
血小板は、80,000まで上がっていて、輸血の必要はなかったのですが、
先にあおちゃん分として確保していたので、輸血して入れさせてもらいました。
(健康な人よりは低い値なので、輸血しても支障ありません。)
LDHが267と少し上がっていて、CRPも2.09と上がっているので、
外泊期間を悩んだのですが、とりあえず、日曜日(5/30)の夜まで外泊してもらって、病院に戻ってすぐに水分をセットして、月曜日(5/31)から治療をしましょう。
もし、外泊中に腹痛等、症状が出たら早めに戻ってきてもらって、
治療を始めましょう。
NSE(腫瘍マーカー)も骨髄抑制がかかっている間は10(正常値)で保てていて、
薬(抗ガン剤)が効いて縮小してるのですが、白血球が立ち上がると共に、
NSEも26.7と、腫瘍も回復して大きくなっていると思います。
治療選択になるのですが、3クール目の薬で抑えられている所もあるし、
これ以上強い薬を使うと、厳しいかもしれませんので、薬は変えずに…
3クール目で骨髄抑制がかなりかかって、
白血球が立ち上がると骨髄回復は早かったのですが、
回復までに3週間かかったので、抗ガン剤治療を3日間に減らすか、
それとも期間を減らす事で腫瘍が大きくなってしまう可能性もあるので、
期間も変えずに5日間のままにするか…
新しい治療の事を考えると、少しでも腫瘍が小さい方が良いと思います。
(父と母で話し合って5日間で担当医K先生にお願いしました。)