映画はお好きですか?
芋はまぁまぁフツーです。
この、まぁまぁフツーっていうのは小学校時代の兄の口癖で
良く人様から「で、何?」と言われていたものです。
フツーっていうのはすっごく奥が深いコトバなのでココで敢えて言及せず。
唯、芋は「映画が好き!」というのには、気が引ける位しか作品数を見ていないし
かなり偏りのあるものなので、こういう場所で「好き!」って言えません。
さて、芋の好きな映画ってなに、 と聞かれると実はすっごく困ってしまって
父親のように「アラビアのロレンス」はいつ見ても素敵だなーと思うし、
ベタに「ロミオ+ジュリエット」も好きですし 「SAW」シリーズも好きなワケです。
勿論 大絶賛をした「テルマ&ルイーズ」も好き。
それはそれとして、同じ質問を映画好きな友人Kに尋ねたら
「コーヒー&シガレッツ」(2003)でした。渋い。
そんな芋は昨晩、すっごくすっごく楽しみにしていた映画
「ぜんぶ、フィデルのせい」を、放送時間を間違えて認識していたが故に見逃しました。
共産主義!ウーマンリブ!70年代のフランス!仏頂面のヒロイン!
全部が全部 スコーーーーン とワタシのハートにヒットしてるもので、
前々から見るチャンスをうかがっていたもの。
故に至極残念なワケです。
じゃぁ どっかでレンタルして見ればいいじゃない、というのは実は無理な話で
芋の家には未だにDVDプレイヤーなるものがないのです。
(この点においても、やっぱり「映画好き!」とか言えないね。)
その結果、代わりに「インサイド・マン」(2006)を見ました。
話とはズレちゃうんだろうけど、この映画を見ている中で2人の人物がよぎりました。
一人は手塚治虫先生。もう一人は森永卓郎氏。
手塚先生は世に、様々なジャンルのお話を送り出しているワケですが
オトナのきったない部分を書かせたら、本当にヘタな小説家のチンプな話を読むよりも
骨組みも歴史的背景も、心理描写も、全てが全て絡み合っていて思わず唸ってしまう。
徒に頁を読み進めているだけではいけない、というおっきな問題がある。
インサイド・マンも 冒頭に集中して聞くコトをご丁寧にも忠告してくれるのですが
(正直、多少気を緩めていてもある程度はストーリーを噛み砕けると思いますが)
同様に、物語の本質をつかめなくなってしまいます。
台詞の端々に社会性を孕んだ風刺や問題提起があって 流石この監督だな、と感じる部分も。
また、森永卓郎氏と言えば 言わずと知れた経済アナリスト。
ワタシ、経済というコトバが付くもの対して大変な苦手意識があるんですが
森永氏の解説を聞く時(あと池上彰氏の解説を聞く時)だけはその意識を取り払えるのね。
そんな森永氏の経済の仕組みの説明で
「お金持ちは 相当の強運の持ち主か、もしくは悪いコトをしているかのどちらか」
という極論を述べていて、ヤケに納得してしまったんです。
インサイド・マンを見るときにこの解説っていうのは とっても安易なんだろうけど、
思いついちゃったんだから仕方ないね。
さて、次に見るのはたぶん ソウ4(笑)。
