おはようございますキラキラ

naiaですイルカ





昨日は大きな地震がありましたね。

元旦にまさかこんな大きな地震がくるなんて、、、。

日本海側にお住まいの方
安全な所で過ごせてますでしょうか。

寒さなどもとても心配です。

みなさま、どうかご無事でありますよに。







さて、
昨日は主人も私も少し風邪気味だったので、
初詣にも行かず、家でゆっくり過ごすことに。

映画を観ることにしました。

評価がすごく良かったからという理由で
主人が選んだのが
「ひとくず」という映画。



この映画たまたまですが、

児童虐待
育児放棄
をテーマに描いたヒューマンドラマなのでした。



毒親
モラハラ
虐待の世代間連鎖
体だけでなく心の傷
虐待を受けた人の後遺症


などの様々な問題をうまく表現されていて、
素晴らしい作品でした。





自分と重なる部分がたくさんあり、
私はもう終始泣きっぱなしでした。

映画でここまで泣いたのは、
何年ぶりだろ、、、






どんなにひどい扱いをされても、母親の味方になってしまう子供の気持ち


毒親に育てられたから、どう子供を育てたらいいのか分からないという母親の気持ち


自分に自信がないから、モラハラのパートナーからひどいことをされても離れられなくなってしまう気持ち




↑この3つは、まさに、わたしと重なりましたね。

気持ちが分かりすぎてしまい、

感情移入とかそういうレベルではなかったですね、、、。

自分のようでした。

(わたしの母親の場合、精神的虐待でしたので、
この映画とは異なる種類の毒親でしたが)





このように、
問題を抱えている人たちの心情が
うまく表現されていました。




実際にわたしもDV夫と離婚して今は再婚して幸せに暮らしていますが、
毒親に育てられたので、
世代間連鎖がこわくて、
子供はつくらないことに決めています。



この映画の登場人物のセリフと全く同じことをわたしも思っている。

「どうやって子供に愛情を注いだらいいか分からない」
まさにそれ。



自分がされた育てられ方を
そのまま自分の子供にしてしまう気がして。

そして、自分と同じような性格に育ち、
わたしと同じような苦しい人生を
歩ませることになるなんて
そんなの絶対にいやだ!

それならば、子供はいらない!

こんな気持ちならば、
子供を育てる資格もない 
と。









この映画は、
決して、虐待を肯定するわけではない。



虐待される側、
DV被害者、
どんな立場の人でも、
どんな傷を背負ってる人でも、

変わることができる、
逃げ出すことができる


という希望や勇気などもメッセージとして込められているように感じました。




実際にこのような問題を抱えている人たち、

虐待する側、
虐待される側

どちらの立場の人にも観てほしい。






そして、
この様な問題を抱えてない人たちにも、

この映画を、観てほしい。





たぶん、
当事者にしか理解できない部分もあると思う。

でも、
せめて、
毒親、虐待の、負の連鎖は世の中で起こっていて、
苦しんでいる人がたくさんいるということだけでも、知ってほしい。


簡単な言葉では言い表せないくらいの生きづらさを抱えながらも懸命に生きている人たちがいるということを。










新年早々観る映画ではなかったかもしれないが、

改めて毒親、モラハラなどについて考えさせられる映画でした。