ネゴシエーションを学ぶ | バブソンMBAのベンチャー日記

ネゴシエーションを学ぶ

カリキュラムで感心させられるのは、科目ごとが独立しきっているわけではなく、テーマによっては結びつきがあり、学生に考えさせたいイシューに一貫性を持たせていることです。


本日は、リーダーシップのクラスと、ビジネス倫理のクラスのテーマが、Negotiation(交渉)でした。


共通のリーディングアサインメントを読んだ上で、授業に臨みます。



リーダーシップのクラスでは、ある企業におけるエンジニアリング部門マネジャーと、人事部マネジャーに分かれて、2人一組で交渉を行います。それぞれ別のケースを読まされて、各当事者の立場を理解し、議論を行います。テーマは、サマーインターンシップの採用をどのように行うかというものでした。


MBA生が交渉の相手なので、人によって交渉が強い・弱い、戦略がある・ないなどの差があり、面白かったです。negotiationは、事前準備が勝敗を分けるというのがキーメッセージでした。



一方、ビジネス倫理のクラスでは、バンカメがメリルリンチを救済買収した際に、財務省長官のポールソンとFRBのバーナンキが、バンカメCEOに不当な圧力をかけたことについてどう思うかというのがテーマでした。


「あなたが、メリルのCEOであれば、どうするか?」というのが、教授の問いでした。



アメリカでは、MAC条項というのがあり、買収時に不利な事実が事後的に明らかになった場合、買収合意後でも手を引くことができます。このMAC条項を使い、メリルを買収しないとこたえた学生が6割。



政府のいうことを聞き、メリルを買収すると答えた学生が、4割ほどでした。




どちらが正しいかを追求するというのではなく、答えのない問いに対して、どう考えるかを体験することに重きを置いています。





それにしても、一日が長い・・・ショック!




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