M&Aのリーク | バブソンMBAのベンチャー日記

M&Aのリーク

一昨日の7月1日、あおぞら銀行と新生銀行が、合併にむけて合意したことを正式に発表しました。


このニュース、発表の5日前の6月25日に日経新聞にすっぱ抜かれていました。


当日、新生銀行はニュースリリースにて

「当行が、あおぞら銀行と両行の将来にむけて議論を行っていることは事実ですが、現時点で当行として決定した事実はありません」

とコメントを出しました。

取締役会決議は行われていませんでしたので、当然機関決定はなされていなかったわけですが、調印1週間前ですが、事実上の意思決定はすでに両行においてなされていたとみるのが自然です。

この手の情報は、株価に影響を与えるインサイダー情報ですから、当然極秘事項として扱われます。各担当者は相当神経質にことを進めるのが通常です。

しかし、今回はどちらか、もしくは、どちらかのアドバイザーが新聞社に先んじてリークしたため、新生銀行があわててコメントを出すことになったようです。

また、その後の日経新聞に、新生銀行のコードネーム(隠語)はシドニー、あおぞら銀行はアテネだということまで言及されていました。日経新聞やるなぁと思いましたが、両行担当者はここまで情報が漏れていたということについては、穏やかならぬ心境でしょう。


M&Aは魑魅魍魎の世界とは、よくいったものです。


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