CS&ESの先進事例 ~餃子の王将~ | バブソンMBAのベンチャー日記

CS&ESの先進事例 ~餃子の王将~

関西の人なら、誰でも分かる「餃子の王将」(株式会社 王将フードサービス)。この外食不況の時代に、業績絶好調で、09年3月期は過去最高益更新。2000年に現大東社長が就任し、ES(従業員満足度)を重視する経営方針に切り替えたことが大きな成功要因となっているようだ。

その大東社長が、どのような施策をとってきたかを紹介したい。

■赤字だからこそボーナスを出し続ける
・2002年に29億円の赤字を出した同社。従業員一人一人が「やるぞ」という気持ちにならないと再建できないと考え、リストラをするどころか、夏冬のボーナスに加え、決算時の特別ボーナスも支給した。普通の会社が行うことと”逆”のことを行うことで、従業員の使命感を高めている。

■社員の誕生日にギフトを贈る
社長が、就任以来継続して続けていること。それは、社員の誕生日に一人一人日本を、奥さんにはお花をプレゼントする。そして、クリスマスには社員の奥さんにお小遣いを贈る。そして、当たり前のように、300人以上いる直営店店長の名前を全部覚えている。大企業になっても、この従業員と社長の距離感を短く保つことが、従業員のやる気を引き出している。

■店長に大幅な権限委譲を行う
やる気を引き出す、もう一つの心がけ。それが、権限委譲である。自分で考えれば仕事は楽しくなると考え、グランド・メニュー以外は、店ごとのオリジナル商品がOK。地域地域のお客様層に合わせたメニューアレンジが、店長の工夫次第でできる。

■店舗(店長)指導は、仕組みで対応する
業績がいい店は放置。業績が悪い店のみ、エリアマネジャーが走り回って、店舗の問題点を洗い出し、改善策に取り組む。売上が対前年同月比で95%以下、営業利益が80%以下の場合は、店長とエリアマネジャーを本部に呼び出す。経営幹部、社長が現場の問題解決に参画する。

■社長が攻めの姿勢を見せることで、従業員のやる気を高める
業績が回復してからのこと、03年に店舗の全面改装を実施。老朽化していた店を一気に作り変えた。(1店4千万~5千万の設備投資だ) この社長のおもいきった意思決定が、従業員に響く。攻めるときは大胆に、という姿勢が現場に伝わるわけです。

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