アメリカという国のバランスのよさ | バブソンMBAのベンチャー日記

アメリカという国のバランスのよさ

予想とおり、オバマが次期大統領に就任することに決まった。

過去の歴史を紐解いてみると、アメリカという国は2大政党制が根付いていることもあって、振り子の原理と同じように、国の方向性がずれたら、大統領選挙によって国民がそれ是正するということを行い続けることによって、繁栄を続けてきた。

日本からみると、自民党以外に任せられる責任政党がいないため、しょうがなく自民党が与党でありつづけている状況と大きく違い、民主主義政治の精度の高さがうかがえ、その点は大変すばらしい。

今回も、ブッシュの8年間は、イラク戦争といい、経済政策といい、外交政策含め、あまりにひどかったので、民主党政権に移行するのは間違いないとはなから確信しており、そのとおりになった。アメリカ国民が4年前とは違い、正しい判断をしてくれたことに、ほっとしている。

私の中での、議論の焦点はむしろ、民主党候補がオバマになるかクリントンになるかということだった。民主党政権に変わるといっても、この両候補では大きな違いがあると思ったからだ。政策の中身はそう大きく変わらなかったのだろうが、結果的にはオバマ氏が勝利してよかったと思う。彼のほうが、世界をひっぱるリーダーとして魅力的だった。若いながらにして、その溢れる自信、崇高な精神、追い求める大志がそう思わせるのかもしれない。クリントンさんは、純粋さや使命感というよりも、政治的な成功を求める匂いがあって、どちらかというと敬遠したいかんじだった。

アメリカ発の経済不安が世界を渦巻いているが、今後オバマ新大統領のもとで、力強く回復することを期待したい。