民主党の情けなさ | バブソンMBAのベンチャー日記

民主党の情けなさ

今日は、ビジネスではなく、政治の話。

福田首相が辞任を表明して、大方が無責任だと批判している。福田さん自身が、自信をもって最後まで突き進めなかったのだから、首相としての器でなかったとの評はそのとおりだと思う。

だけど、別の観点で見てみると、極めて合理的な判断だったともいえる。

当の福田さんの立場になって考えると、自分自身は内閣改造もしたが、世論の人気もないし、解散総選挙にうってでても、いまの情勢だと勝つのは難しい。その上、自信が強烈なリーダーシップでメッセージを発するタイプのキャラクターではないから、小泉さんのような勝ち方はできない。

・・・だけど、民主党には政権は渡せない。今の民主党に政権を渡したって、ろくな政権運営ができるはずもない・・・

ではどうするか。自分自身が今、身を引いて、次の選挙で勝ち、民主党をだまらせるしかない。

おそらく、このように考えたのだと思う。


実際、自民党の総裁選は、立候補者が複数候補でて、盛り上がり始めている。ニュースも連日、自民党の次期総裁がだれになるのかを報道している。小沢一辺倒で、代表戦なのに、立候補者を小沢以外だれもだせなかった民主党は、全く注目されていない。

このままいくと、9月中下旬には、自民党の次期総裁がきまり、10月には早々と解散総選挙ということになるだろう。極めて高い確率で、勢いにのった自民党が勝つはずだ。

総裁選で政策論争し、何をしたいのかがある程度は国民に伝わっている自民党と、何をしたいのかさっぱりわからんし、党内の政策論争もできない民主党では、やはり自民党が選ばれるだろう。


最近つくづく思うのは、民主党が情けない、だらしないということ。個人的にはもともと、米国のような2大政党制のほうが、国民の政権の選択も容易になり、政治も安定すると思っている。(万年野党を決め込んでいる社民、共産なんて、必要ない)

その意味で、少し前までは、民主党を支持というか、応援していた。だけど、ここ4,5年の民主党は対案なき批判ばかりで、政権与党の行うことは何でも批判しかしない。先の国会でも、ねじれを利用し、さっさと解散に追い込むことばかり考えて動いていた。国民の生活が第一というポリシーには呆れてしまう。
やはり、責任ある野党というものは、悪い物にないしては対案もしっかり示して、いいものについていいというべきだと思う。

小沢さんも、鳩山さんも、管さんも、オウム返しのように、自民党批判に終始するのは、脳みそが凍結してしまっているのではないかと思いたくなる。


自民党は、いろいろ批判されているが、絶妙なバランス感覚があって、民主党が野党としての機能をしっかり果たせていなくても、自民党内で野党的な政策ポジションを出す人を作り出し、結果的に国民の支持をえて、政権を担っていく能力が備わっているように思える。

今回のリーダー選びについても、政党としての懐の広さの違いも浮き彫りになっているし、人材面でも民主党より優秀な人が多いように思える。


私は、自民党云々の前に、民主党の在りよう対してに、日本の政治を憂う。