ドラゴンズドグマ考察 | ゲームクリエイターを目指し(現在ミジンコから

ゲームクリエイターを目指し(現在ミジンコから

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ドグマは何だかんだで初週でハーフミリオン(日本だと30万)行ったって言う

近年ナンバリングしか売れなかった中では結構な快挙を成し遂げたけど

実際中身はどうなんだって所を解体していきたいと思う。

まずこのゲームは日本では珍しい本格派オープンマップってのが売りなんだけれども

実情スカイリム・オブリビオン・フォールアウトのベゼスタの作品に比べると見劣りする。

オープンフィールドという考え方だと正直勝ち目が一切ないレベルの差。

またそれをゲーム性に昇華してるという面で見ても大敗。

ただ根本的に負けていても問題理由もある。

そもそもベゼスタのゲームはゲーマーじゃ有名だけど、一般ユーザーには弱い。

そもそもゲーマーじゃない人がオープンフィールドをプレイすると・・・

「広すぎる・どこいくの?・なにすればいいの?」となる。

それを見つけていくのが楽しみだけど、その楽しみを求めるまでライトユーザーは成熟していない。

よってそんな敷居の高い楽しみの提供は求められていない。

それを考えると一本道とオープンフィールドを混ぜ合わせたようなドグマは、ライト

特に同社の超キラータイトルとなったモンハンをプレイしたユーザー向けに作られたと考えられる。

実際大型の敵を倒す・仲間と倒す、等の点では非常に類似点が多い。

部位破壊だったりの概念もあり、通常の雑魚戦は無双系なんかと同じ簡単アクションで事足りるので、モンハンユーザーからは敷居が低く設定されている。

本来この手のゲームとなると、プレイユーザーが限られるのだが、初週で30行った、また一番大きな点としては

海外も市場としてしっかり見てるカプコンとしては、日本じゃ超人気のモンハンだけど

海外だと一切人気がなかった。

ただ今回だと15~20程売れているし、海外サイトの評価も十分良い結果を得ている。

また自分だけではないだろうユーザーは「日本よオープンフィールドがんばれ」とお布施感覚で買った人も少なくないと思われる。

操作方法としては、モンハンに近いが、操作は武器を二種持てる事

他にも技を使えるので少し難しいのだが、なれれば感覚的に動かせる程度の操作性である。

ただしいくつか問題点がある。

まずMAP、オープンフィールドながら一本道の経常を残している。

正直最初はいいが、クエストが物凄く後付け感があり、同じ内容で同じルートで同じ事をさせられるというオープンフィールドの強みを全て殺している点が多々見える。

また移動がそんな一辺倒なのにオープンフィールドに良くある、瞬間移動関係のアイテムは物凄く高価。

結局そういったオープンなフィールドを好きなように歩き回ってやる事を見つけていくという事は難しい作りになっている。

またオープンフィールドながら、敵の復活場所などがまったくの固定でその同じ事をやらされている感がより一層濃くなる。

本来オープンフィールドはやればやるほど楽しいはずなのに、やればやるほど過去の記憶と重なる場面が多々出る。

新しい発見がないという絶望的なオープンフィールドの使い方をしていると言える。

他にもダンジョンの数が少なく、MAP自体も狭く、世界観は気薄でのめり込むには押しが弱い。

また雰囲気を重視したのだろが、日本語しゃべらないので日本人としては更に馴染めない。

またセーブという概念をあまり持ち込みたくない(基本流れ流れで遊ぶゲームなのでここで一旦セーブ・・・といった合間がない)にも関わらずオートセーブが無いに等しく2時間ぐらいのプレイが一度の死で失われる事も少なくない。

他にも絶望的なのがUI面。

頻繁にアイテムなどを確認や移動をさせる必要があるにも関わらず手間が非常に多い。

アイテム預かりの概念が無いベゼスタ系の方がそういった手間が多いはずなのに、ドグマの方がその手の事に関しては手間が多い。

他にも回復アイテムがリアルタイムを使用出来ず、一旦止めるので上の書いたセーブと同じ内容で流れを止める。

これはモンハンで出来ていたのに何でなくなった・・・といった感覚。

ただ掴んで敵を倒す等の概念は非常に面白く、他にも味方のNPCが戦闘やクエストを繰り返す旅にAIが成長したり。

他にも色々面白い試みが多い。

ともかく荒い作りで、まだ人を満足させるに至ってない。

その理由としては、やはり期待値が高いから。

特に今まで散々引きあいに出してきたベゼスタのゲームは絶望的に戦闘面が面白くない。

まだフォールアウトはいいにしても、人気のオブリやスカイリム=エルダーズ系は絶望的。

特に日本で海外でしっかりとしたゲーマー達の期待を得る会社として得ているのは

(任天堂は別格として)

カプ・フロムぐらいに限られてくる。

ともかく今後オープンフィールドという概念をしっかり理解して、どうすればそれを最大限生かす事が出来るのかを考えていく必要がある、まだ成長途中なゲーム。

それ故に次の作品が楽しみとなった作品である。

特にオープンフィールドを初めてプレイするといった人に良い作品であるし、開発者側も間違いなくそれを意識している。

はっきりいってしまえば、今回ドグマのターゲットユーザーの中核に自分らゲーマーは居なかったと思われる。

なんか単純に皆が思ってる事を並べた様な感じになってしまいましたが、基本的に今回伝えたい主はここだったのでここでお開きです。