大気圏シンポジウム | 美しい惑星を研究する若葉 ~宙に向かって、夢に向かって~

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東京大学で惑星気象学を専攻中の学生の思いつ記。
ブログタイトルの通り、"美"の女神の惑星の激しい気象を/ "美"しく元気よく!!/安藤"美"姫にインスパイアされながら、研究しています。
ということでフィギュアスケート感想記も多いです。

2/21-22は、JAXA / 宇宙科学研究所で大気圏シンポジウムでした☆
私の発表は21日でした!!

私は大気圏シンポジウムが結構好き★

地球惑星科学は、多くの分野が、
春にまとめて連合大会(春季大会があるとこもあるけど)、
夏に分野ごとに夏の学校(若手による懇親&勉強合宿)、
秋に専門分科学会 (私の場合SGEPSS:地球電磁気・地球惑星圏学会 及び 気象学会)、
冬にさらに細かく研究会 (大気圏シンポジウムとか惑星大気研究会とか)、
という感じがします。

春の連合大会も幅広くて刺激的だし…
秋のSGEPSSも知り合いがたくさんいて楽しいし、気象学会で地球のプロに揉まれるのもいいけれど…
大気圏シンポジウムは、程よくお仲間の人ばかり、という感じがいいです。
惑星大気専門の人もたくさんいて嬉しいし、地球大気の話も結構聞けて楽しい。
なんといってもあんまり電離しない!!(笑・電離する研究の方々すみません汗)

惑星大気研究会(WTKと略します。ネーミングからもうwktkするでしょw)も
同じような、いい意味での「内輪盛り上がり」感が溢れて楽しいのだけど、
連続でやるから別の話を聞けないのが少し残念。
例年大気圏シンポジウムの直後で、今年は1/31でした。
あ、でも2回聞くおかげでお互い詳しくなれるところはいいかも。


今回の私の発表は、前回ポスター会場が激セマだったので、口頭にしたのですが、
セッション中、まさかの学生一人\(^o^)/
初めは修士論文の審査会そのままくらいの予定だったけど、
思いのほか審査のあといろいろ考えさせられて、
そのままでは発表したくなくなり…
しかし寒さにめげ…
さらに引っ越しもせねばならず…
マジモウダメカと10回は思ったわけですが(笑)、
前日になんとか発表資料を収束させ。
当日の発表でも発散(≒話しているうちに何が言いたいか分からなくなること)も一応せずあせる
しかも質疑応答の時間では修論の審査の先生が適切なコメントを下さりビックリマーク
「質問は…」となったときに、先生がすぱーっ、と手を挙げて下さったときは泣くかと思いましたよ
続いて座長の方がこれから考えたいなーとイメージしてることについてご指摘下さり…
もう1つの指摘の細かいことがすぐに分からなかったので、あとでフォローしたのですが、
そのとき更なるアドバイスだけではなく、面白かったよ、というお言葉まで頂けましたー!!
去年春の連合大会で知り合って以来、すごい先生だなーと思っていたので、素直に嬉しかったニコニコ

と、お二人の先生が盛り上げて下さって、本当に感動しました。

惑星大気の研究者が皆さんお優しいのか…
私が女学生だからなのか…
両方かもしれませんが、とにかく尊敬する先達がよくして下さることに、
学会や研究会のたびに感謝・感謝…、です。

今日は、宇宙研からそのまま札幌へ♪
(これも機内でメモ帳で下書きしました。最近移動の機内はほとんどブログ書いてるなえっ)
明日、名寄(旭川のちょっと北)の望遠鏡の見学会を兼ねて会議(を兼ねて懇親会?)なのです。

便は残念ながら別だったのですが、羽田空港まで大好きな先生とご一緒できましたべーっだ!
普段はほんわか癒し系、研究になるとバリバリきりりと厳しいところが本当に魅力的。
東北大の仲良い(と私は思っている!)先輩も一緒だったので、程よく緊張せずに有意義な雑談をしつつの2時間を過ごせました。

寒いのは実は大の苦手なんだけど…
元気に頑張ります☆